戦時中、女の子と男の子の兄弟がいた。
男の子は体が弱く兵士として戦場に駆り出されることはなかったが周囲から蔑まれた。
そのせいで母親は男の子に暴力を振るうようになった。
それがポコちゃんの由来である。
その後、食料もなくなりいつも女の子はお腹を空かせていた。
それがペコちゃんである。
その子に母が私を殺して食べなさいと言った。
英語で私を殺してを「キルミー」という。
逆から読むと「ミルキー」になる。
戦争で死ぬことだけが悲しみではない。
戦争に行けないだけで責められた人、
食べるものがなくいつ死ぬかわからぬ子供、
悲しみしか生まない戦争は二度と繰り返してはいけない。
核をなくせ
戦争をなくせ
差別をなくせ
独裁を許すな
怖い話投稿:ホラーテラー 小沢二郎さん
作者怖話