短編2
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肝試し

数年前の夏休み。

何もすることが無くとてつもなく暇だった。

夏といえばやっぱり幽霊とかだよね。

そこで仲の良かった友達(A、Bとします)と近くの廃墟に肝試しに行くことにしたんだ。

まぁ、ありきたりだけどビデオとかで撮りながら行った。

そこは何年も前に使われなくなった病院だった。

自分達と同じように肝試しをしに来る若者がいるためか入口は頑丈に封鎖されてた。

入れるとこはないかなと探してると窓が割れている場所を見つけた。

そこから中に入り、探索を始めたんだ。

中は肝試しをして行った人達が捨てていったであろうゴミが散乱してとてつもなく汚かった。

ひとつひとつ部屋を見て回って行ったんだが特に何もなく最後に手術室を見て帰ることにした。

手術室の中は手術台などがそのまま残ってた。

ひとまず部屋中をビデオに撮って、何かないかなといろいろ見てみた。

すると遠くのほうからぺたぺたとサンダルのような足音が近づいてくるのに気づいたんだ。

自分を含め全員ビビりだったから一気に顔が青ざめていった。

でもここまで来たんだからとAがビデオで音がするほうを撮り始めた。

だんだんと音が近づいてくる。そしてその姿が見えた時全員猛ダッシュで出口に向かい、1番近い僕の家に駆け込んだんだ。

みんな落ち着いてからビデオを見てみることにした。

入ってすぐ撮りはじめたんだけどその時は聞こえなかったはずなのに僕らの足音のほかに近くであのぺたぺたという足音がずっと付き纏ってた。

もう止めようかとも思ったけどあれが気になるため見続けた。そしてあの場面まで来た時すぐにビデオを止め、みんな布団に潜りこみ朝まで震えてた。

僕らが見たそれは看護婦だった。

顔面蒼白、白目をむき口からなにかが垂れてきてた。

僕らが見た時は看護婦は僕らのほうに向かって歩いてんだけどビデオのほうでは僕らのほうから廊下の奥のほうに歩いていってた。(わかりづらくてごめんなさい)

つまり看護婦と僕らは向かい会う感じになってたのに後ろ姿が写ってた。

後日、そのカメラは壊して捨てた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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