中編2
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疑い…

だいぶ前の話ですが、オ○ム事件で警察に疑われたことを書こうと思います。興味の無い方はスルーされてください。

麻○教祖が隠し部屋から見つかる半年くらい前の話です。

その頃わたしは地元から離れた千葉に就職し、普通に10年程生活していました。

ところが、東北の実家に二人組の刑事がわたしをオ○ム幹部信者と疑い、取り調べに来たと母から連絡があった。

新興宗教団体と全く無縁の生活だったので、本当に身に覚えがなくて、突然母に泣かれ驚いた。

東北の実家に品川No.の黒塗りの車で乗りつけ、刑事が二人組で来た。近所の目があるため実家の敷地内に乗り入れないでくれと母はお願いした。

母は気性の激しい父の耳に入らないように気を使って、父がいない時に刑事とやり取りしていた。

わたしが高校時代に読んでいた雑誌、本、個人的な手紙(当時の恋愛系)、写真、日記帳を刑事が段ボール箱で押収して行った。

警察から何の連絡も無く、母から聞いて知った。

警察が勝手に容疑をかけて、本人の了解無く個人のプライベートの物を勝手に持ち去った…事実にショックを受けた。

疑われた原因はオ○ム真理教の前身であったオ○ム神仙の会の信者名簿にわたしの名前があったことだった。

すっかり忘れていたが、よくよく考え思い出した。15歳位の時に仲間内でシェイプアップにヨーガを試みた。いろんなポーズが出来て効果があり単純に喜んだ。

そのうち、きっかけは忘れてしまったが、オカルト好きの友人からオカルト雑誌ム○を見せてもらい、ヨーガの神秘的な何かに興味を持ち、神仙の会に案内書希望のハガキを出した…ことがあった。

それ以上は本当に何もなかった。

…わたしの名前や住所をオ○ムは誰かを使ってなりすまして何かしていたらしい。

千葉の勤め先の社長にも刑事からわたしの言動をしつこく聞かれたそうだ。

東北の友人たちや千葉で知り合った友人たちも刑事らにわたしのことを聞かれたと後で知った。

麻○教祖が捕まって、実家へしばらくして警察から宅配で押収物を送り返して来た。

わたしは一度も刑事と話をすることは無く不信感が残った…。

段ボールで返却されただけで、連絡も一切なく謝罪もなかった。

オ○ムの様々な事件の被害にあわれた方を思うと小さなことですが、警察から疑われ、私物を押収され親や友人に心配かけ、自分でどうする事も出来ず本当に怖い思いをしました。

怖い話投稿:ホラーテラー 菫さん  

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