短編1
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おばあちゃん

先日、冬休みが始まったので祖母の家に家族皆で行きました。

昼飯を食べて談笑して過ごしていたのですが、私は祖母ともっと居たいなと思い、私だけ泊まりました。

仲良く夕食を食べ、恥ずかしながら一緒にお風呂も入りました。

そして夜、祖母の寝室で布団を並べて寝ていたのですが、2時位に祖母の唸り声で目が覚めました。(携帯で時間を確認しました)

祖母を起こそうと祖母を見たら上に黒い影が乗っていて大きな口を開け、祖母の顔を飲み込もうとしてました。

私は思わず、

「おばーちゃん!」

と叫びました。

すると黒い影は私を見てすぐ祖母からドンと音を立て降り、押し入れに姿を消しました。

すぐ祖母に掛け寄り、安否を確かめました。

祖母は元気でしたが、冷や汗をかいていました。

話を聞くと

「怖い顔した男の人に連れていかれそうやった」

と言ってました。

怖かったので祖母と布団を引っ付け、手を握り眠りました。

翌朝、押し入れを開けても何も居ませんでした。

懐中電灯で奥も調べたのですが、異変はありません。

もし、私が祖母に声を掛けて居なかったら連れていかれていたんでしょうか?

祖母は人に恨みを買う様な性格ではありませんので、正体は不明です。

明日、また祖母の家に泊まりに行くので調べてみたいと思います。

何かあったら書き込みします。

怖くなくてすみません。

怖い話投稿:ホラーテラー のーむさん  

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