黒い雲から現れた真の太陽〜ネタ〜

短編2
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黒い雲から現れた真の太陽〜ネタ〜

またまた福岡県民から、お知らせがあります。

今年の正月に家族でおせちを食べたのですが、その時に思い出し笑いをしまて餅を吐き出しました。その思い出を投稿します。

正月だからね。

あけおめ!その時俺は山の山頂にいて初日の出を見てました。

友達7人と車を乗り合わせて来たのですが俺らの他にも、たくさん人がいて カメラで初日の出パシャパシャ撮っていると…

黒塗りのベンツと、セルシオ2台が乗り込んできました。

おや…また新年から物騒な車が来たなと思っていると案の定、恐そうな方々が車から下りてきました。

その中に、温かそうなベージュの毛皮のロングコートを来てピカピカの靴を履いた小太りな50代くらいの男性が。

車から下りてきた男達は、ベージュの毛皮の男の周りに集まりだした。

明らかに、ドン というような雰囲気でした。

集まった男達は6人いて、その中の一人がドンに

『こちらです!どうぞ!』と、ドンの前に出て腰を低くしながら、下っ端らしき奴がこちらの展望台へ歩いてくる。

『おまえら、どかんかい!』と別な男が言う。

あー怖い。まじで怖い。

絶対、やくざだこの人達と思っていると…

『誰や、寒くないと言ったのは!寒いやないかい!あー?』ドンが激怒しながら展望台に着いた。

みんな展望台から下りた。異様な空気が漂う…

そんな中、俺らは展望台のすぐ横にいて恐そうな集団のすぐ近くにいた。

一人の兄ちゃんがこっちを睨む…友達と俺は顔を背ける。なんか嫌な正月だな…

そう思っていると、ドンと思われる人が

『へっくしょい!』

と、どでかいくしゃみをした瞬間に黒い物体が展望台から山の斜面へ向かい飛んでゆく。

周りにいた何十人という人達が固まった。

静寂が辺り一面を潤す。

時間を止めると、こんなにも静かになるんじゃないか!というくらい静かだった。

その黒い物体というか毛は、山の斜面にあるすぐ下の枝にひっかかった。

しかし、飛ばした張本人は気づいていない。

その状況を把握したドン以外の人間達は下を向いた。笑いをこらえる者が、ほとんどだったと思います。

しかし、ドンのまわりにいた6人の恐そう兄ちゃんたちは血の気がひいていた。

ツルツルの頭が朝日で反射して輝くドンに、事の真相を伝えるべきか…黙っておくべきか…様々な考えが頭をよぎったはずです。

枝にひっかかった毛は、寒い北風になびいたまま恐そうな男達は、『寒いと、おっしゃって言っただろが!帰るぞ!』そう言うと、一目散に山を下り帰りました。

その後のことは、わかりませんが おいしい朝日を新年見れたのは間違いありません。

怖い話投稿:ホラーテラー 福岡県民さん  

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