短編2
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何と話してるの

私はコンビニでバイトをしています

たった今起きた出来事があまりにも不気味だったので投稿します

私がレジ打ちをしていると、一人の男性客が現れました

スーツ姿でしたので、サラリーマンだと思います

彼は携帯でせわしなく会話をしていました

電話の内容からすると、おそらく部会に対して注意していのだと思います

「ちょっとちょっと〜。それじゃ何も進展しないじゃないか。ちゃんと誠意を持って対応しなきゃー」

話し方や口調から、面倒見の良い頼りになる先輩という感じでした

彼は私に品を出し、レジを打っている間も電話で話しをしていました

「業者に赴いてキチンと話して来いよ。まったく~。たのむよ~?あ、ちょっと待って」

そう言って彼は財布から小銭を出し、私にお金を手渡してきたのですが、その間、彼の携帯からはずっと声が漏れていました。

もしかすると聞き間違いだったのかもしれません。

しかし、確かに私にはそう聞こえました

「もうすぐだね もうすぐだね もうすぐだね もうすぐだね もうすぐだね もうすぐだね もうすぐだね もうすぐだね もうすぐだね…」

「じゃぁとりあえずそっち向かうから。前頼んどいたあれ用意しといてね…うんうん…あー了解了解。それじゃあの…」

そう言いながら彼は店を出て行きました

あの声が聞こえた時、思わず商品を落としそうになったことは言うまでもありません。。。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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