短編2
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友人宅

高校時代からの友人にAちゃんという女の子がいます。

Aちゃんの家によく集まり、

遊んでたりしたのですが

私は一度も泊まった事がありません。

どんなに時間が遅くても、友人達に引き留められても…

最初に遊びに行った日、Aちゃんとおしゃべりしているうちに気付くとPM9時を過ぎていた。

Aちゃんが泊まっていきなよ〜と言ってくれたので、私はお言葉に甘えて一泊する事に…

Aちゃんのベッドの横に布団をひいて、仰向けで寝る形でAちゃんと話をしていた。

しばらくすると、先にAちゃんが眠りについた。

私は意味もなく、天井を見ながらボーッとしていた。

枕が変わると落ち着かない感じがして、私の右側の本棚にある漫画を手に取ろうと起き上がった瞬間…

視線を感じた…

目の前には学習机があり、木で組み立てた椅子がセットになっていた。

その椅子の脚と脚の間に..

顔がありました。

血走った目がギラっと私を睨みつけてます。

男女の区別がつけにくい…

人間らしき顔だけが、絨毯から生えてるような感じだった。

しかもその口元はブツブツと何か話しているようで..

雑音みたいに聞き取りづらかった声が段々と大きくなった。

「…………………」

「………………るな」

「………………いるな」

「お前……入るな!!」

掠れた太い声と細い声が同時に聞こえて、顔が私に向かって飛んできました。

その瞬間に気絶して…朝になってました。

それ以来Aちゃんの家に昼間は行く事があっても、泊まる事は一度もありません。

Aちゃんとは、10年以上の友達ですが あの事は話していません。

凄く怖がりなので…気の毒で話せません。

それに、得に問題なく元気に暮らしてるので大丈夫でしょう。

でもたまに、Aちゃんと電話してる時だけノイズに混じってあの雑音が聞こえる事があるんですよね…

気のせいだと思いますけど。

怖い話投稿:ホラーテラー 坂道さん  

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