短編2
  • 表示切替
  • 使い方

バイオマン

子供の頃に見た夢で、今でもハッキリ覚えている夢と、ハッキリ覚えている朝の光景があります。

5~6歳の頃、兄、母、自の順で川の字に寝ていた時の話です。(以降から夢話)

3組みの布団で部屋に隙間はなかったのですが、突然ザザァー!っと布団が隅に追いやられ(兄、母はぎゅうぎゅう)空いたスペースに紺色の煙が立ち込め影の魔王が現れました。(イメージ的にはキン肉マンにでてきた悪魔将軍に乗り移っていたやつ)

そして、幼い私に向かってこう言いました。

「…バイオマンになれ」

今ではバイオマンの内容は全く覚えていませんが、こぅハッキリ言われた事だけは覚えています。

その後、部屋の玄関、窓、小窓から無数の骸骨が次から次へと侵入してきて、庭に通じる窓へ出ていきました。

(間取りは玄関→台所→居間→寝室→庭。アパートです)

親父がトイレからでてきた時、目の前を通る骸骨に驚き、ライターで骨を炙っていました。

が骸骨たちはお構いなしに次から次へと…

夢の話はここまでです。朝、一番遅くまで布団に入っていた自分。

母は庭で洗濯物を干しており、そして一つ上の兄も庭にいました。

ふと、兄は少し変わった行動をしていました。

足で地面をザッ!ザッ!と馴らしていたのです。

そして起きてきた私の姿に気付いたのか、こぅ言いました。

「なんか変な足跡みたいのが沢山ある…」

その後飛び起きて庭をみたところ、犬や猫のような足跡ではなく、17~20cm位のこぶりでうっすら縦にシマが入った足跡が無数にありました。

今でもあの足跡が気になります。本当に骸骨の足跡だったのか…と。

しかし骸骨より強盗だった(未遂)のではと考えた方がぞっとします。

今でも あの朝の光景はハッキリ覚えています…

怖い話投稿:ホラーテラー 背骨MK-2さん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
11000
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ