短編2
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鶏と山羊 <後編>

私はしばらくハンモックに揺られていましたが、なかなか寝付けないので、砂浜に行くことにしました。

徒歩五分もしないところにある砂浜に行って波の音を聴いていました。月明かりが海を照らして凄く綺麗だったのを覚えています。

砂浜を散策していると、少し離れたところに影が見えました。山羊のようなシルエットがでした。

山羊は隣の家が沢山飼っていたし、昼間は道に沢山いたりしたので、一匹くらい逃げててもおかしくないな。なんて思っていたら様子が変です。

「ボェェ…ボェェ…」と低い低い鳴き声をだしはじめました。ヒュー ヒューと風を切るような音もしはじめました。

よく目を凝らすと、山羊の喉はパックリと切り裂かれているようで、鳴き声を出す度に笛を吹くようにヒューヒューと鳴っているらしいのです。

山羊は鳴くのを止め、しばらく海辺を走り回りました。僕は気味が悪くなって走ってその場をあとにしました。家につくと今度は裏庭を鶏が走り回っていました。

僕は怖くなって家に駆け込み、家族の寝ているベッドに潜り込んで、ガタガタ震えていました。

ふと、窓を見ると山羊の頭がこちらを覗いていました。

僕はそのまま気を失ったようで、朝になりました。

その日の朝、お隣さんに誘われて一緒にバーベキューをしました。

私達は鶏の丸焼きをお隣さんに

お隣さんには豪華な山羊の丸焼きを私達に御馳走してくれました。

なんかですます口調でごめんなさい。

私が中学の時に本当にあった話です。あとはパンタナル大湿原で見た変な人影や、光の屈折で真っ青に見える地下の湖に行った時の変な体験とかあります。

ブラジルってもしかしたら磁場的になにかあるのかもしれないですね。日本でこんなこと起きたことないですもの。

怖い話投稿:ホラーテラー マロンさん  

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