前回の続きです。
積み込みの合間に書いているので、文章の構成が変かもです。ご了承ください
最寄のPAに着いた僕とAさん。
この時、Aさんのトラック、僕のトラックの順番で直列で並びました。観音扉にはまだ人がくっついたまま、僕のトラックのフロントガラスを隔てて僅か3m程の距離に…。
僕はトラックを降り、観音に張り付いた人を間近で見ました。正直、なんでそんな行動にでたかは謎です。怖くて足もガタガタだし、一緒にPAに入ってきた事も後悔してたくらいなのに…
それは「生きてる人」だった、ただ動かずに呼吸だけをしている、顔の正面は観音扉に向かっているので横顔だけが見えている。
目線は観音扉だけを凝視して、こちらを意識してはいない。
ふいにドアの開閉音がして、Aさんが降りてきた。
僕と同じで足はガタガタで泣きそうなくらい顔が引き攣っていた。
僕「警察呼びましょう」
相手が生きてる人間だとわかったので、それが最善策な気がした。
Aさんは頷くと直ぐに携帯で連絡をし始めた。
PAには他のトラックも何台かいるのに、自分達しかいない…ような孤独感があった。
僕「なんで?どうしてはりついてるの?」
僕はその人に話しかけたけど、返事はない。
しばらくの沈黙の後、パトカーがPAに入ってきた。
すいません、まだ続きますが、一回切ります。こんなに長くなる予定じゃなかったんですが…。すいません
怖い話投稿:ホラーテラー 長距離ドライバーさん
作者怖話