短編2
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心霊スポット

あれは高校生の時の話。

小学生の頃から仲が良かった友達で久しぶりにあつまり他愛もない話で盛り上がっていた。

話の中で誰かが心霊スポット行けへん?て言いだし、みんな乗り気になってしまい行くことになった。

コンビニに立ち寄り心霊スポットの雑誌を立ち読みしてある場所を選んだ。

鳴滝トンネル。怖いレベル5だった(最高)のでそこに決めた。

よし行こう!!となったのだが、行く手段が無い。どうする? よし電車で行こう!となった。その頃ヤンチャばかりしていたので、勿論ホームを乗り越えて無断で乗っていた。

目的地の泉○市に着いた。辺りは2時ぐらいで夏なのに少し寒かった。

そこから自転車をお借りして鳴滝トンネルに向かった。約1時間くらいかかったがテンションが上がっていたのか、しんどくはなかった。

トンネルの中は暗くてじめじめしていて人通りもまるでない。正直入る前からビビって、足がガクガクしていた。

友達の一人がビデオカメラを持ってトンネルの中を写している。

自転車で喋りながら進んで行き、あっという間に出口に出た。

何にもないがな。

みんな期待はずれでガックリ来ていた。

帰ろかー。

その一声で自転車を走らした。

帰りのトンネルは少し雰囲気が違った。

何かおかしい。

みんな感付いているのだろうか、誰1人喋らない。

ビデオはしっかりと撮っている。

私は怖くなり、自転車を少し早く漕ぐ、後に続きみんなも早く漕ぐ、仕舞にはみんなダッシュに変わっていく。

待ってくれやー!。ビデオを撮っている奴もビデオを消してダッシュで漕いできた。

しかし何にも起こらなかった。

自転車をお返しして、電車をお借りして、そして五時頃家に着いた。

みんな疲れていたのか帰ってくるなり眠りに就いた。

次の日私が起きると、みんな昨日のビデオを見ていた。

まだ見たばかりだったので私も目を擦りながらみていた。

相変わらず何も映ってないなー。

しかし、出口から引き返している時だった。

何か聞こえる!!1人が言い出した。シー!

とおりゃんせとおりゃんせー

歌が聞こえる。何十人といゆう人の声で・・・。

寒気が走る。

消せ!消せ!消せ!

1人が叫んだ、しかしみんな動けない。

仕舞には歌だけでは無く、寒い、助けて、痛いとか、無数の声が入っていた。

ビデオが終わる直前ビデオを撮っていた奴が、待ってくれやー!と言った瞬間、逃がすな、殺せ、体をくれ、待て、寒い、助けて

無数の声で聞こえた。

そこでビデオは終わった。

泣いてるやつもいた。

あれはかなり怖かった。

以後みんな元気にしている。誰も何にも無いことは何よりだ。

鳴滝トンネル気をつけて。

文章下手で申し訳ない。

怖い話投稿:ホラーテラー かんさん  

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