短編2
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隣のおばあちゃん 月曜日

私は今週ずっとインフルエンザで会社を休んでいました。

目の前の学校から50分毎にチャイムがなり それを合図に薬飲んだりしていました。

ふと目が覚め携帯の時計を見ると午後2時…

3人の妹も共働きの両親もいないからヨロヨロ起きて トイレへ。

玄関の電気が何故か点いて…否、玄関のドアが空いてました。

不用心だなぁ と高熱の私はそれくらいにしか思わず、ドアをしめました。

ピンポーン

閉めたのと同時くらいに呼び鈴が鳴りました。

オートロック式マンションだからドアをしめた直後でもチャイムがなるのは珍しくもなく ヨタヨタとインターホンにでました。

「あれ…」

集合玄関口(一階でロックを外す場所)なら番号1が点滅するのに 何故か家のすぐ前の番号2が点滅…

(気づかなかったかな?)

なんとなくインターホンに出たくなかったから覗き穴を見たら…

隣人のおばあちゃんです。

ほっとして 玄関を開けようとしましたが…ふと 母から言われた言葉を思い出しました。

「お隣のおばあちゃんね、出戻り娘に酷い虐待受けて 入院したのよ」

それを聞かされたのはつい先日のこと、インフルエンザになりつつあったため 半ば聞き流したのです。

でも目の前にはそのおばあちゃんがいて…

なんか怖くて玄関開けられず、覗き穴を見続けていたら 5回くらい鳴らし お隣に帰っていきました。

安心してみんなが帰ってくるまで布団に入りましたが … 怒涛の対決は これから始まったのです。

幽霊系ではないのですが 今回は人間の話をさせていただきます。

ちょっと長くなりそうなので 分けさせていただきますので、お暇な方、よろしかったら見てやってください。

怖い話投稿:ホラーテラー みかんみかんさん  

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