短編2
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光るモノ

友達にこの話をしたら笑われたのでネタ、笑い系のカテゴリに入れます。一応実話です。

姉から聞いた話です。姉がまだ小学校低学年の頃ふと喉が渇いて夜中に目が覚めたらしいです。

飲み物を飲みに台所へ行く為広間へ向かいます。(広間からしか台所へ行けない為)

広間に入ると視界に眩しい光が入ってきました。

なんだろう?とその眩しい光の方を見ると戸棚の上に黄金に輝く右足が置いてありました。

その足を見た瞬間その右足が先月亡くなったひいお婆ちゃんのものだと確信したそうです。

その黄金の右足は30秒ぐらい輝き続けると何事もなかったかのようにスッと消えていったそうです。

その話を聞いた僕は姉に聞いてみました。

僕「何でその右足がひいお婆ちゃんのものだってわかったの?」

姉「ほら、ひいお婆ちゃんて右足に大きな一生傷がついてたでしょ?その黄金の右足にも同じ所に傷がついてたのよ」

僕「ひいお婆ちゃん、最後にお別れに来たのかな…?」

姉「そうかもね…」

僕「でも何で右足限定だったの?」

姉「うーん…わかんない…」

僕「何で黄金に輝いてたの?」

姉「うーん…わかんない…」

結局その後親にも聞いてみましたが心当たりがないということでした。

何故右足限定だったのか、何故黄金でなければいけなかったのか、全ては謎のままです。

ちなみにひいお婆ちゃん大往生で亡くなりました。

怖い話投稿:ホラーテラー もっこりつよしさん  

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