短編1
  • 表示切替
  • 使い方

助かった命

文章を書くのが下手です。すみません。

1年ほど前、塾帰りの私は夜8時頃、

小走りで家路を急いでいました。

この信号を渡れば家、というところまで      来て、おかしな女の人に気づきました。

きれいな人なのですが、1月の寒い夜に

半袖のワンピース。手足には傷がたくさん

ついていて、血が流れていました。

…生身の人じゃない。

私は関わらないことに決め、無視すること

に決めました。

信号を待つ間、女の人はじいっとこちらを

のぞきこんできます。

怖くなり、「無視」と思ってもどうしても

女の人の顔が気になりました。

やっと信号が青になり、私は走って渡ろう

としました。けれどその時、

「…ダメよ」

女の人が私を抱きかかえたのです。

私は思わず悲鳴をあげかけました。

次の瞬間、私の目の前を、猛スピードの

トラックが走り去っていきました。

ゾッ、としました。

女の人が抱えてくれなかったら、私は

ひかれていたでしょう。

安堵とともに、女の人にたいして         怖いと思った申し訳なさが            こみ上げてきました。

「…ありがとうございます」

私がそう言うと、女の人は微笑んで

消えてしまいました。

とても感謝しています。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
19700
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ