短編2
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地獄虫4

「ああ、幻覚さ。母はずっと気を失っていて、父はずっと寝ていたよ。」

おばあちゃんはそう言って優しく笑った

「今日は私の布団で寝なさい」

そう言っておばあちゃんは二階の自分の部屋から出ようとした

「どこに行くの?」

私は尋ねた

「お前の母さんを上に連れて来るよ」

祖母は返した

「一人にしないで」

私はそう言って祖母についていった

二人で階段を降りる途中も、私は二階で寝ている父が気になっていた

あれが全部幻覚?あんなにはっきり見えたのに?

私がそう思って後ろを見た時である

私はショックで気を失いそうになった

二階の部屋の扉から父が目だけそうっと出してこっちを見ていたのだ

私はもう耐えきれなくなって一階にいった瞬間玄関から出て行く事に決めた

そして一階に到着する

母は確かに台所で倒れていた

でも私はそっちを見れない

私は玄関の方に走った

すると「待てい!」

祖母が大声をあげた

そして

ドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシドシ

何かが追ってくる

祖母?父?母?

どっちでもいい!

私は玄関を突き破った

するとどうだろうか

目の前に救急車が止まっていた

さっきの電話を不自然に感じた救急隊員が独断で来てくれていたのだ

そしてそこには

父?父が倒れている?

なんてことだ。じゃああれは幻覚じゃなかった。祖母は私に「嘘」をついていたんだ

そして振り返る

そこには祖母が救急隊員に何かを話している姿があった

私は急いで家の中に戻った

そして台所を確認する

そこには首を鍋に入れられた母の屍があった

祖母と救急隊員の言葉が聞こえる

どうやら祖母は「謎の強盗に襲われた」と「嘘」をついついているようだった

どうして?何がどうなっているの?

私には分からない

地獄虫というものが祖母にとりついているの…?分からない?

この事件は深夜に起きた強盗殺人事件と処理された

あれから祖母の家には言っていない

私は今、私ある会社で事務員の仕事についているが

いつ祖母に出会うか今日が絶えない日々だ

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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楽しんで読ませてもらいました!!
こういう感じの話、結構好きです!
ありがとうございました!