短編2
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死神4

死神3の続きです

―――――――――――――

どっから出したのか、砂時計を取り出し俺の前に置いた

鎌はいつの間にか消えていた

無言のまま時間が過ぎる

よく考えろ…

どっちのほうがマシだ?

どっちもマシなわけねぇ!!

地獄もやだし、自分で自分を刺すなんてこともできねぇ!

どっちが…

『…時間です』

奴が静寂を破った

「もうちょい待ってくれ!!なっ!?もう少しだけ…」

『…いい加減にしてください』

これだ…

またもや動けない…

死を連想する恐怖…

『今決められないんならあとでも同じです。

さぁ決めてください。

それとも両方にしましょうか?

私の力で無理矢理自殺させたあと地獄に…』

「自殺だ!!自殺にする!!

これでいいかチクショーッッ!!!」

『はい』

にっこりと紳士風の男が笑う

その笑顔は恐怖しか感じさせなかった

『では一応説明させていただきます

自殺方法はナイフによる出血死が6回、風呂場での溺死が一回。

順番はどーでも構いません』

要するに7回自殺すりゃいいんだろ?

たった7回だ…

ナイフで心臓をさせばあまり苦しまずに死ねるはず…

問題は溺死だ…

どーやって…

おっと言い忘れましたが、

紳士風の男が付け足す

『同じ方法なので心臓や首などの頸動脈を刺すのはなしです

被害者の方々同様、お腹をめったざしにしてください』

「はぁ!?聞いてねえぞ!?」

『言い忘れてましたからね

申し訳ございません』

紳士風の男はしれっと答える

「お前なっ…」

『次に文句いうときは覚悟してから言ってくださいね?』

またもやいつの間にか鎌を構えている

『ぐっ…。チクショー!!やればいいんだろうがやればよぉぉ!!おいお前っ!!」

『坂本でございます…』

「いいからナイフ貸せっ!!!」

『…かしこまりました』

坂本が指を鳴らすと、目の前にナイフがあらわれた

『ウォオオオオオオオオオ!!!!』

ナイフを拾い、刺そうとするも刺せない

「うっ…」

『どうしました?やらないんですか?』

「うるせぇぇぇ!!お前は黙って待ってろ!!!」

そうですか…、と呟き坂本は言った

まだ続きます

怖い話投稿:ホラーテラー なかよしさん  

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