短編1
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おでん屋

確か二、三年前の話なんですけど、投稿させていただきます。

あの日も、寒〜い冬の日でしたね。

駅からちょっと歩いたところに、おいしそうなおでん屋さんの屋台があったんです。

これは良い、寒い日にはピッタリ♪って思って、寄ってみたんです。

そのおでん屋が、ハチマキ巻いた陽気なおじちゃんでしてね〜

体も心もポッカポカってなもんですよ♪

「この大根はダシがよく染みてて絶妙な食感!美味しいですね〜!」

おじちゃんはちょっと照れて、玉子を一つオマケしてくれましたよ。

たらふく食べた所で「また来るね」なんて言ってやって、おでん屋を後にしたんです。

おでん屋からちょこっと歩いた所で、後ろが何か気になったんです。

あれは何でしょうね…

何か、後ろから引かれるような不思議な感覚でした。

で、振り返ってみるとビックリですよ!

さっきまで、玉子に大根はんぺん…たらふく食べたおでん屋が、綺麗サッパリなくなってたんですね〜…

あれはもう一瞬の事でしたからね。

屋台がそんなに早く移動してったなんて、ちゃんちゃらおかしい話で。

さっきまでポッカポカだったはずが、一気に冷えましたね。

本当に奇妙な話でした。

では、ここまで読んで下さりどうもありがとうございました。

また何かあったら投稿しますんでヨロシクねん♪

投稿者Y・O(ユキ・オンナ)でした〜☆

みんなオヤスミ〜ノシ

怖い話投稿:ホラーテラー Y・Oさん  

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