中編6
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昨日一家惨殺の家を書いた者です。

駄文にも関わらず皆様読んでいただきありがとうございました。

間が空いたのですがBとCが消息を絶つに至った話を書きたいと思います。

では…

あの家に行ってから二ヶ月が経ちました。

その間、A、B、C、私、全員にこれといったこともなく無事に過ごしていたある日のことです。

以下学校での会話です。

「なんか最近つまんないなぁ~久しぶりにどっか行かないん?」

「あんなことあったからな~やばかったら帰るならいいかな。」

「もう止めとこうやぁ~麻雀でもしようぜ。」

「ならさ!地球岬行かない?!あそこは廃墟とかじゃないし大丈夫じゃないかな♪」

「じゃあ0時に家集合!ひとまず解散~」

私の意見は却下され地球岬へ行くことになりました。

(本編の前に、この岬についてなんですが、灯台があり、昼は有名な観光スポットですが、夜になると静まり返り、昼とは真逆の雰囲気を醸し出し、深夜2時に駐車場でクラクションを三回鳴らすと霊が見えると言われています。

付近の道路でも突然エンストする、道に誰か立っていて振り返ると…など噂が多いかなり有名なスポットです。

何故そのようなスポットになったのかは不明です。)

彼等と別れた後、帰宅し何かあったときの為に、数珠×人数分、お経、線香など考えられる魔よけグッズを持ち、いざ地球岬へと思っていると…

プルルルル

電話が掛かってきました。相手はお世話になったお坊さんでした。

「どうしました?」

お坊さん

「胸騒ぎがしまして…またどこかへ出かけるなんて考えてませんよね?」

「(なんてするどいハ…いやおっさんなんだ…)地球岬にドライブに行くつもりですよ。

お坊さん

「あそこは地縛霊などはいませんが…もしなにかあったらまた本堂に来てください。では…」

そして、0時、A宅に行き、皆で地球岬へ行きました。

車を走らせ、もう少しで着くという時に物凄い数の視線を感じました。

悪意は感じられないため、(まぁ大丈夫か…)と思いましたが、Aにそのことを告げると、

「んじゃあやっぱやめよっか?」

「せっかく遠出してここまで来たんだからやることやってからにしようぜ~」

「その前にみんなこの数珠付けてくれ。何があっても絶対に離すな!離してなんかあったら保証できんからな。」

と…結局行きました。

岬へ到着し、駐車場で例の方法を試す事にしました。

ちなみに座席は、運転席A、助手席私、後部席にBとCでした。

「じゃあ…クラクション鳴らすぞ。」

ブップー

プップー

プップー

静寂と闇に包まれ、クラクションの音以外聞こえず、勿論誰もいません。

「ガセかよ~ちょっと安心したけどな笑」

「ここなんもねぇ~な~来て損したわ」

「もうかえろっか~」

しかし…

私は見えていました。車の外にいる何百体もの霊が…

私達の車を中心にして我先に車に入ってこようとひしめき合う霊の姿が。

先程の目付きとは違い、明らかに悪意がある目…そして皆、一様に笑っています。

「A!ここは洒落にならん!早く車だせ!」

「わかった…うわぁぁぁぁ…!足が掴まれてアクセルが踏めないんだ…誰か助けてくれ…」

私は見てしまいました。歯が所々抜け、悪意のある満面の笑顔でAの足を掴む老婆の姿を…

そして…

「なんか車揺れてない?…ぎゃあああああっ!お前なんなんだよ!なんで俺の中に入ってこようとするんだ…こっちを見ないでく…」

その直後人が変わったように、

「ふひゃひゃひゃひゃひゃ、〇☆XX(←解読不可能でした。)」

「誰か助けて!私の首を誰かが締めてる!」

良く見ると、40歳くらいのおじさんが笑いながらCの首を締めていました。

このままだと全員憑かれて死ぬと思い、車の中に用意しておいた日本酒を口に含み、かけ、無理矢理全員に飲ませました。

一瞬霊がひるみ、皆、苦しみから解放されていきます。

「A!足にいた奴はもういない!動かせ!」

「わかった!」

車が動きました。

急死に一生とは正しくこの事か…と思い皆の安否を確認し、その日は眠れず、皆で朝までファミレスで過ごしそのままお寺へ行きました。

いつものようにお祓いが終わり、皆帰ろうかと思っていると、

お坊さん

「〇〇君(←私です。)ちょっとあなたは残ってください。」

と言われ、話を聞くことになりました。

以下お坊さんの話を要約します。

地球岬は普段は悪い霊は滅多に集まらないが、今回は何があったかはわからないが、様々な霊がきてしまい、結果的にBが老人の霊に取り憑かれてしまった。Cの首や、Aの足を掴んだのも悪い霊ばかりである。

あの岬は彼等を連れて行くと次は安全の保障はない。

後、私が何故取り憑かれないのか教わりました。(←本編と関係ないので割愛します。)

後日Aから電話が掛かり、家に来てくれとのことなので行くと、

元々銀色の車体一面中に大小様々な赤い手形がいくつもいくつもついていました。

「これ昨日なかったんだぜ?洗ってもとれないし気味悪いから売るわ…」

「あの二人にも連絡しといた方いいよな?Bにちょっと電話して呼んでみる。」

プルルルル

プルルルル

プルルルル

ツーツー

「おかしいな?出ないぞ?」

Cも出ませんでしたた。

「家に行ってみるか…あいつら一人暮らしだし寝てるだけかもしれんけどな。」

言い知れぬ悪寒を感じながら二人の家に向かいました。

まずは、Bの家へ。

ピンポーン

誰も出ません。

「おーい!B~開けるぞ~」

ガチャ

鍵が開きました。

しかし、誰も中にはいません。

「あいつどこにいったんだ?コンビニにでもいんのかな~?」

「あいつ外出する時も家にいる時も絶対鍵かけるぞ?おかしいだろ…」

そんな会話をしていると足元に何かがぶつかりました。

(あいつこの歳になってビー玉なんて…)と思っていましたが、違いました。

私が渡した、数珠の水晶でした。

渡した数珠はめったなことじゃ切れないので不安になり、

「Cの家に行って確認してくれないか?この数珠の水晶がないか…俺は寺に行ってくる。」

そう言い、別れました。

お寺に着くとお坊さんが待ってましたと言わんばかりにいました。

彼等の話をすると、

「彼は前にも忠告した通り、霊と波長が合いやすく残念ですが、連れていかれたのでしょう…恐らくCさんも…お二人には昨日お祓いした霊だけではなく疲れと不安により、あなたがした行為でもいなくならないくらいの霊に気に入られ、奥に潜まれたのだと思います。」

「でも俺には見えませんでしたよ?!それに何故Aや俺が連れてかれないんですか?!」

お坊さん

「私にも見えませんでした。前者は恐らく…限りなく個が薄い霊が何体も集まり一つのモノになり、あなたや私に気づかれないように憑いてきたのでしょう…個がなければお祓いも効果はありません。後者は、まだわかりませんが、A君は油断出来ません。数珠が割れるくらいですから気をつけてください。」

「Cいなかったわ…昨日帰宅した気配もなかったし(←隣の部屋の女の子に聞いたらしい)なんかあったんか?」

私はお坊さんの話を全て語りました。恐らく彼等がもうこの世にいないことも…

妙にAも納得しました。警察に彼等が失踪したことを告げ、捜索願いを出しましたが未だに発見されません。

その後は、なにもなく私とAは生きていますが、皆様は決して不用意に心霊スポットに近づかないで下さい。

命の保障はありません。

長、駄文読んでいただきありがとうございました!また機会があれば話をしたいと思います。

怖い話投稿:ホラーテラー むこうぶちさん  

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