短編1
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金縛り

昨日の夜、なかなか寝付けず某ホラーサイトの読者投稿の話を読んでいた。

いくつかの話を読んでいる内に、強烈な睡魔に襲われそのまま目を閉じて寝りつこうとしたら

久々に金縛りにあった。

最近こそ金縛りにはあわないものの、実家では金縛りに馴れていた私は右手に意識を集中すると金縛りは直ぐに解けた。

『疲れてるのかな?』

その時はその程度にしか思わなかった。

そして、深呼吸をし再び眠りに堕ちようとすると再び金縛りにかかった。

先程の要領で2度目の金縛りも直ぐに解けた。

『さっき読んだ話がヤバかったかな?呪いの注意書あったしな』と思い、気を反らす為最近ハマってる携帯小説を読んだ。

強烈な睡魔と闘いながら携帯小説に目を通していると、鼓動も落ち着いてきた。

『そろそろ大丈夫だろう』

私はそう思い、携帯を閉じ再び睡魔に身を委ねた。

だがその考えは甘かった再び金縛りが私を襲った。

しかも先程よりも強烈な金縛りで簡単には解けない。

流石少し焦る私に更に強い視線が突き刺さる。

ガラス張りの戸を隔てた向こうから…

続きます

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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