短編1
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旧トンネル2

旧トンネルの続きです。

それから数日後、兄の携帯にC君の車が事故ったと連絡が有りました。

『普段から安全運転のあいつが事故なんてありえない』

兄はC君がまたふざけて自分を騙しているんじゃないかと、B君に確認する事にしました。

電話に出たB君、既にC君の事故の事を知っており、一緒に見舞いに行くことになりました。

病院のベッドに横になるC君に兄は『何でまた、安全運転なお前が事故なんて』と尋ねるとC君は『車のハンドルが急に利かなくなって…俺もわからん』と言いました。

全く理由の分からない事故でしかも、C君の事故状況と言うのがまた可笑しなものでハンドルが利かなくなった後車は急に横転したというものでした。

ハンドルが利かなくなるなんてまず有り得ないですし、車が横転するなんて…何かにぶつかった衝撃以外には有り得ない話ですよね。

現場検証を済ませた警察官も、C君から聞いた話を一切信じず黙々と現場検証を済ませたそうです。

不可解な事故に遇ったC君は、車が横転したにも関わらず軽症だったのは奇跡的でした。

思ったより元気そうなC君の顔見て、B君がふと言ったそうです。

続きます。すみません

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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