短編2
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土色の少年

今朝起こった不思議な話。

まず、こんな夢を見た。

妹の周りである怖い話が流行っていた。黄色い屋根の家で口と手足の無い少年に、首を切られるという話。

手足が無いのにどうやって切るのか。よくあるホラ話としてその噂は広まっていた。

ある日、その噂を聞いた女の子が電車に乗っていると、線路沿いに黄色い屋根の家を見つける。

あそこにあんな家あったかなと考えていると、女の子の視界がその家の中から電車を見ているものに変わっていた。

そこでようやく噂のことを思い出した女の子は、後ろから聞こえてくる

「ア゛ーーア゛ーーーー」

という声に驚き、振り返ってしまった。

そこには土色をした、口と手足の無い男の子がいた。

その翌日、線路沿いで首の無い女の子の死体が見つかったという。

その話を妹から聞くのだが、話が下手クソな上に興奮しすぎてて内容が全然伝わらない。ちょっと話し方考えた方がいいよと諭してる。

という夢だった。

夢を見た直後に目覚めたから内容はよく覚えていた。

たまたま彼女が同時に起きたので、軽く内容を話した。

俺「今すっごい地味な夢見た。妹が怖い話するんやけど、話が下手すぎて内容が全然伝わらないって夢。」

彼女「地味だね。私も変な夢見たよ。」

俺「どんな?」

彼女「薄暗い部屋の中に女の子がいて、その後ろに斧を持った男が立ってるの。そのことを必死に知らせようとするんだけど、身体が動かないし、何故か声も出なくて。結局その子は首を切られてしまったんだけど。」

久しぶりに背筋が凍りました。

怖い話投稿:ホラーテラー ときをさん  

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