短編2
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帝王2

何から身を守るのか?

先生が生徒をカスって普通に言うか?

本当におかしいと思います。

そう、ここは

不良だらけで有名な

A中学校なのです。

この県ではかなり有名なんだそうで

担任の先生が曰く

「この学校に転勤が決まったときはくくったね……

腹を」

先生は女性です。

有名な不良中学校と呼ばれている通り、

不良がたくさんいます。

授業中にふと外を見ると

中庭で煙草片手にサッカーをしている

剃り込坊主や金髪オールバックe.t.c…

まあ、とにかく荒んでいます。

大きく話からずれてしまいましたが私が話したい

「帝王」

とは、不良達の頂点に立つ

大和さんの事です。

大和さんという人はとにかく、背が高く身長184センチもあり、尋常ではなく喧嘩が強く、極めて凶悪で、小学校3年の時には既に喫煙していて、同時期に童貞を卒業していたという数々の伝説をもった男でした。

そんな大和さんはとても優しい人でした

タスポ導入後は

みんな大和さんから煙草買ってたし、

たまに、絶対に密輸品だろっていう桐の箱に入ったルイヴィトンの財布を売っていました。

なんと大和さんの手によって

学校の土間が闇の取引場にかわっていたのである。

ある日大和さんの元に電話があったらしく

内容は決闘の申し込みでした。

(冗談だと思うかも知れないが真実です)

あまりに頻繁に決闘があるのでいつもなら部下だけで行くのですが、

今回は県内でうちの中学校と勢力を争っているB中学校のボスとのタイマン(一体一の真剣勝負)との事だったので誰にも伝えずに

1人で指定された場所に向かいました。

指定された場所は

相手の中学の近くの公園の中にあるグランドでした。

大和さんは愛車(ビッグスクーター)でグランドに向かいました。

グランドに着くと真ん中に赤い髪のデブがいたそうです。

スクーターを降りると突然たくさんの不良に囲まれてしまったそうです。

大和さんはすぐさま父親に電話をして

「○○公園にきてぇ」

そして、不良の群れに突撃していきました。

怖い話投稿:ホラーテラー 蛇口まんさん  

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