短編2
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忌み火 解説

■シリーズ1 2 3 4

忌み火の解説です。

これは蜘蛛を異常に怖がり、精神病で入院していた知人のお話でした。

真偽はわかりませんが、「蜘蛛を怖がる」以外は全くの正常です。

神社でのお祓いと、最後の儀式は「黄泉醜女」の目を騙し、人型を黄泉の国に持ち帰らせるものだったそうです。

Nさんが最後に言った言葉の意味は

「死んでこちらに来ると、自分と同じ目に遭う」

「生き続けて死から逃げろ」

だと思ったそうです。

主人公の〇さんは、その日から目に映る全ての蜘蛛が、小さな「黄泉醜女」に見える様になり、自分がまだ呪われていると

再び神社の神主さんの元へ訪れました。

神主さんに「蜘蛛が黄泉醜女に見える」旨を伝えると

「黄泉醜女は、あなたがこの世にいる限りは手を出せないはずです。」

「しかし、黄泉の国ではイザナミが神であり、あなたが死んだ後はどうなるか分かりません。」

「イザナギが神である現世では、イザナギの子である神々が守ってくれるでしょう。死後、あなたを守る神がいる可能性もあります。日本各地の神社を巡礼しなさい。」

と答えたそうです。

蜘蛛の「はやくこっちにこい」は、〇さんが早く死んで黄泉の国に来るようにとの呪いの言葉だったのです。

巡礼で、僕の近所の神社に来ていた〇さんが、あまりにも真剣に参拝していたので

偶然見ていた僕が参拝の訳を聞くと、このお話を話して頂けました。

〇さんは今も日本各地で神社を巡礼しています。

彼の祈りに応え、彼を救う神様が見つかることを心より願っています。

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怖い話投稿:ホラーテラー 見世永さん  

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