短編1
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黒い玉

一昨年の冬の話です。

当時、私は一人暮らしの大学生で、夜はキャバクラで働いていました。

ある日の放課後、電車を利用して家からの最寄り駅に着いて、家に帰ろうと人込みの中を歩いていると、何処かから視線を感じました。

ストーカー被害で家の近くに待ち伏せされた事があり、家を知られるのが怖くて私は急いでタクシーを停めて、タクシーで帰宅しました。 

帰宅した私は、安心した拍子にぐっすり寝てしまい、携帯電話の着信音で起こされました。

同じキャバクラで働いていた友人のAからの電話でした。

私「もしもし〜」

A「……………」

私「どうしたの?」

A「……………」

私「きるよ?」

A「……………」

今日Aは出勤のはず…

なのに携帯ではなく家の電話からかかってきた…

それに何で無言?

何かあったのかな…?

何かがあったのだと思い、私はAの家に急ぎ向かいました。 

続く…

怖い話投稿:ホラーテラー 葵さん  

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