短編2
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便所の神様?

うさんくさいですが 叔母の体験談です

よく事あるごとに 話してるようですが

叔母の子供のころは かなりビンボーで 当時は村一番だったようです そして何故か隣の家は村一番の金持ちさんだったそうです

ある日お隣さんちが夜中に火事になってしまい 燃え移るかもしれないと大騒ぎになったそうです

祖父さんがパニックになって子供たちを叩きながら避難させてたそうです

そんな中、何故か? 叔母さんはトイレに行きたくなり 外にあるトイレに行ったそうです

扉を開けるとそこには

長い白髪で長いあごひげを生やした 映画に出てくるような仙人みたいな服を着た おじいさんが立って火事の家を睨み付けてたそうです

不思議と叔母さんは不審者とは思わなかったそうで しかも神々しく光ってて 綺麗で見とれてたそうです

暫くすると叔母さんに気づいて 優しくニッコリ笑って 再び火事の家を睨み付けたそうです

そんなことをしてると 祖父さんに見付かり 抱えられて逃げたそうです

祖父さんに

「綺麗なおじいさんがいたよ〜」

と話したそうですが

「誰もいないじゃないか」ともっと怒られたそうです

そのおじいさんの力なのかは 解りませんが 隣の家は全焼しましたが 祖父さんの家はまったくの無傷だったそうです

因みに漁村なので隣が凄く近くて現在も密集してます

叔母いわく

「きっと便所の神様で 家を守ってくれたんだよ」 と

その時以来、物凄く信心深くなったそうです

現在も仏壇、神棚はしっかり祀ってありますし 特にトイレは掃除行き届いてます(汚すとマジ切れされます) 他の部屋はそうでもないけど

駄文 失礼しました

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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