中編4
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ガラス戸付きの写真棚

※まだ中学生なので、文章力はありません。

後、これは本当の話です。

まず始めに俺の家にはガラス戸付きの写真棚がある。

中には、親の結婚式の写真や、俺たち姉弟の小さい頃の写真や、思い出の品がおいてある。

その写真棚は結構大きくて、二メートルはかるくあるくらい大きい。

では、その写真棚がきっかけで起きた俺の体験を語ります。

その頃、俺はまだ幼稚園の年長だった。俺には2つ上の姉がいる。

寝る時は二段ベッドで、俺が上で姉が下で寝ていた。

ベッドは壁にそっておかれていて、俺たちが寝る時のちょうど足がくるあたりに写真棚がおいてあった。

配置は壁→ベッド→写真棚となっている。

そんなある日、いつもどおり寝ていた。外は確か雷がなっていて雨が降っていた。

なかなか寝付けなかった俺は、とりあえず目をつぶって、眠れる時を待っていた。

姉はすっかり眠りに入っていて、寝息をたてていた。

まだまだ小さかった俺には、雷、真っ暗、一人だけおきているという時点でこわくてしかたがなかった。

そしてやっと眠くなって来た時、部屋から間違いなく人の気配を感じた。

俺は母親だと思い、寝かしてもらおうと目を開けた瞬間、ヤツがいた。

それは真っ白の着物を着ていて、真っ白の何かを頭をおおうようにかぶった女の人だった。

そいつが人ではないことがすぐわかった。

なぜならやたらと光っていて、体が透けていたからだ。

そしてそいつはなぜかずっと、写真棚を見つめていた。

俺はこわくてしかたがなかったが、かなりの尿意と金縛りに襲われ、動けなかった。

やがてヤツは写真棚の中に消えるように入って行った。

わけがわからなかった俺は、しばらくして金縛りがとけ、なぜか尿意も忘れていた。

こわくてとりあえず早く寝たかったからだ。

そして翌朝、母親や姉や父親の前で、下手くそながら必死に昨日のことを語った。

俺「昨日、真っ白の女の人が大きい写真のやつに入って行った」

父親「ママとちゃうんか?」

母親「ママは昨日あんたらの部屋には入ってないよ」

俺「でも見たもん」父親「絶対夢やからこわくないで。だから安心しい」

俺「でもほんまに見たんやもん…」

結局信じてもらえず、それからはなにもおこらなかった。

時がたち、やがて引っ越しすることになった。

その頃俺は小学校一年生になっていた。もちろん写真棚も一緒に引っ越しした。引っ越しした家では、リビングに写真棚がおかれることになった。

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そして、その家に来てからも結局なにも起こらず、正直俺も夢だと思いこみ始めた。

時間がたつにつれそんなことがあったことすら忘れかけていたある日、母親からこんな話を聞いた。

その時俺はすっかり成長していて、中学二年生になっていた。

その時母親がこんなことを言ったのだ。

母親「あんた昔、写真棚の女の人がなんたらかんたら言うてたん覚えてる?」

俺「あ~、覚えてるよ」

母親「それなんやけどな、昨日ママも見てん」

俺「俺が見たって言うた時は信じてくれんかったのにな」

母親「あの時はごめんな。でも昨日確かにママも見たわ」

母親が言うにはこうらしい。

昨夜、母親は部屋の扉を開けて寝ていたそうだ。

母親の部屋は、扉を開けてすぐリビングがあり、例の写真棚もある。

母親の部屋の扉を開けるとすぐに写真棚があるため、扉を開けたまま寝ると、目線にどうしても写真棚が入ってくる。

話にもどると、母親は昨夜なかなか練れなかったらしい。

なかなか寝付けないし、母親はパッチリ目を開けた状態で考え事をしていたそうだ。

そしたら急に金縛りにあい、なぜか目は写真棚の方をむいて動かなかったそうだ。

そしたらいきなり写真棚が光りだし、あの真っ白の女が出てきたそうだ。

俺が見た時は女の顔が見えなかったが、母親は女と向かい合う感じになったそうだ。

そしたら女は、写真棚からスゥーっと近づいてきて、母親の部屋の前で止まった。

そしてその女は母親の方にずっと顔を向けたまま動かなかった。

母親も恐怖と金縛りで動けなかったらしい。

そしてなによりこわかったのが、その女には目も鼻も口もなかったらしい。

すると急に女がクルッと母親に背を向け、スゥーっと写真棚に入って行ったらしい。

結局俺にも母親にもなにもしてこなかったため、悪い霊ではないと思うが、いまだにヤツはなにものなのかわからないままである。

こわくないのに長文になってしまってすいませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー 中学生さん  

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