中編3
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田舎帰り

この話は本当の話なので怖くないかもしれないし、何が起こるか分からない。

責任を持って読んで下さい。

私が20歳の時、毎年お盆に母の田舎に帰る習慣がある。

家から車で約5時間程で着く距離だ。

山々に囲まれ、川が流れ、緑が生い茂り、田んぼが沢山あり、家と家の間がかなり開いているというかなりの田舎だ。

やっとこさの思いで田舎の家に着くと、お婆ちゃんが出迎えてくれた。優しいお婆ちゃんの笑顔に心底安心したのを覚えている。

運転に疲れた私は、家に上がるなり横になり、いつしか寝ていた。

ふと目が覚めるとお婆ちゃんと母が夕食の準備をしていた。父はテレビを見ていた。丁度ちびまる子ちゃんがやっていたと思う。

その日はみんなでご飯を食べて楽しく過ごした。

次の日の朝、私は昼寝をしたせいか朝4時ぐらいに起きてしまい自分の家じゃないせいか目が冴えてしまった。

少し散歩でもするか!

私は大自然を満喫しようとウキウキで外に出た。

真っ暗だった。

そりゃそうか、まだ4時だし、山だし…。

まあせっかくだし、少し散歩しよう!と思い歩きだした。

真っ暗で街灯も無い道をてくてく歩いていた。真っ暗だが恐怖心もまるで無く楽しくて仕方がなかった。

30分くらい歩いただろうか、少し明るくなってきたなぁと思い歩いていると、前から人が歩いて来た。

不審者と思われたらどうしようと思いながらもすれ違いざまにお早うございますと元気に挨拶をした。

しかし返事がない。

あれ?

おかしい。異変に気付いた。

顎が外れている。口が顔の二倍ぐらい開いているように見えた。後首の骨が折れているのか上下にカクン、カクンと揺れている。

私は超怖くなり走って家に向かった。

後ろを何度も振り返ったがあの人は付いてきていなかった。

恥ずかしながら、成人の私はお婆ちゃんに泣き付いた。

そんな出来事があり、その日は1日中家にいた。

夕方5時頃、家族みんなで買い物に行くと母の誘いがきた。が、私は外に出たくなかったので行かなかった、いや行けなかった。

皆が買い物に行って30分ぐらいたった頃家の玄関から女性の声が聞こえる。

わたしの苗字を読んでいる。

○○さーん○○さーん。

私は出ようと立った時、ふと気付きました。

あれ?

お婆ちゃんは私と違う苗字だし…なんだろ、お母さんの友達かな?何て考えていると、玄関がガラガラと開く音が聞こえた。

私は驚き、泥棒が来た!と思い部屋の隅にあるゴルフバットを握り締めて玄関に向かった。

恐る恐る隙間から見てみると、私は驚愕した。

昨日私がすれ違った人だ…。

私は恐怖の余り頭が混乱して押し入れに隠れてしまった。

○○さーん○○さーん。

そいつは甲高い声で私を呼んでいる。外れた顎と縦に揺れる首が恐怖心を増していく。

家を一通り回ったそいつは遂に私がいる部屋に入ってきた。

○○さーん○○さーん。

私は涙を堪えるのに必死だった。

その時私は不覚な事に、襖に足が当たってしまったのだ。

コン。

その瞬間そいつはこちらをバッ!と向き、笑いながら走ってきた。顎が顔ぐらい開いている。

アハハハハハハハハハハハーーー。

ぎゃーーーーーーー。

その笑い顔を見た私は失神してしまい。起きたら病気だった。

医者が言うには、柱に頭をぶつけて倒れていたらしい。

その後は何事もなく普通に生活している。田舎にも普通に帰っているが、何事もない。

しかし…あの顔は絶対忘れない。

長文すみません。

下手ですみません。

誰かに聞いてもらわないと気が変になりそうだった。ありがとう。

怖い話投稿:ホラーテラー ローカル線さん  

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