これは、俺が小学4か3年の時の話。
俺は、家族参観の代表に選ばれて居残りして準備をして帰った時間は、もう5時をすぎていた。
5時なんて大人にとったら、あまりたいした時間じゃないとおもうが、俺はその時どうしても見たいテレビがあったのだ。
俺は近道をすることにした。
その近道は朝でも薄暗いだから夕方はとても暗く足元がみえなかった。
するとビミョーにあかりがさして少し明るくなった。目の前に赤いドレスを着た女の人がいた。
俺「こんなところで何してるんだろう?」
とおもいますよね普通すると女の人は、こっちにふりむいて近寄ってきたんですよね。
俺は少し怖くなりました。
マスクしてるから最初は風邪をひいてるだけかとおもってなんですけどね。
女の人「私綺麗?」
って聞いてきたんですよ。
俺「(マスクなんかして何がきれいだ。)」っておもいましたよ。俺は女の人をさけてもういいや遠回りでもいいから帰ろうっておもってふりかえったら、女の人がまた目の前に来て
女の人「私綺麗?」って聞いてきたんですよ
もう俺はつかれてきちゃって
俺「キッ、綺麗です」って言ったんですよ。すると、マスクとって「これでも?」
っていったら口が裂けてるんですよ。
俺はもうスピードでにげました。街に出たら女の人はおってきませんでした。
話はこれだけじゃないんですよ。
翌日は友達の剣(つるぎ)君と一緒にかえったんですけど。また、赤いドレスきてる女の人がいるんですよ。
俺「(うわぁ~。またかよぉ~。)」
そして同じように
「私綺麗?」っていったんですよねぇ。
俺「剣君さけよ。ね?」っていったらもう剣君空気読めない。
剣「え?ブスでしょ?」
っていったんですよ
俺「(剣ぃ~。テメェ後でぶっ潰す!!)」っておもいましたよ。本当にもう。
そしたら、剣君言い続けました。
剣「だいたい、おばさんみたいな歳になったら皆ブスなんですよ?わかりましたか?」
女の人「許さん!!」
剣&俺「にっ、逃げろぉぉぉぉ!!」
俺はにげきれたんですけどね、剣君つかまりそうなんですよ。
剣「そうだ!ポマードポマードポマード!」
口裂け女はピタっとして追うのをやめて帰って行きました。
俺はその時ポマードって何なのかよくわからなかったんですよねぇ。俺「ポマードって何?」
剣「さぁ?でも口裂け女の嫌いな言葉なんだって」
俺「へぇ~。」
小学6年生で母から「ポマードって髪をカッコ良くするものよあんたそんなもんもしらんのか?」
その時すこし恥ずかしかったです。
こんな話よんでくれてありがとう。
怖い話投稿:ホラーテラー インスタントラーメンさん
作者怖話