中編3
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つまらんし、恐怖話でないから、スルーしたほうがよいかも?。

深夜、仕事を終えて、クタクタになりながら車を運転していた俺は、雪塗れになりながらバス停に立つ一人の女性が目に入っった。

吹雪の夜に可哀相に…ん?

こんな深夜にバスが?

錯覚かな?仕事で疲れたのかも…。

誰かの迎えを待っているのかな?何となく気にはなったけど、そのまま帰宅しました。

帰宅後、疲れのせいか俺はすぐに寝てしまった…。

「待たせてゴメンね」

「遅いよ!雪で遭難しそうだったよ(笑)」

冷たくかじかんだ彼女の手を握り締め、キスをしようとした……

ヂリヂリヂリ!!

あっ!朝だ!

今のは夢か……妙にリアルな感じだったけど、なぜか女の人の顔は思い出せない。

そんな夢のことは忘れて忙しく身仕度をして出勤する

今日は知人から紹介された患者さんの診察があるため遅刻するわけにはいかない。

知人であること、ある程度症状などの話を先に聞いていため、先にMRIなどの撮影をすめせてからの診察となった。

彼女とは初対面のはずだった……が、夢に出てきた女の人に似ている!

他人の空似か…?

その時はあまり気にはしなかった。

診断は最悪のパターン…脳腫瘍だった…。

両親と本人に病状と治療方針をいつものように淡々と説をした。

誰もがそうだが、家族も本人もかなりのショックをうけているのがわかる。

だから、あえて淡々とするよう心がけて話をしてるのだ心情的にはかなりつらい…。

腫瘍摘出のオペは明後日に行うことになり、彼女はこのまま入院し細かい検査をすることに。

無意識に夢のことが気になっていたのか?俺は珍しく消灯前に彼女の病室に顔を出してから帰路についた。

今日も吹雪だ、いつまで降り続くのかな……

オペが決まると、テンション上がり、なかなか寝付けない日が多い…

深夜、うとうとしだした頃にまた夢を見た。

「待たせてゴメンね」

「遅いよ!雪で遭難しそうだったよ(笑)

冷たくかじかんだ彼女の手を握り……

目覚まし時計がけたたましくなる!

あっ!驚くように目がさめる

昨夜と同じ夢だ……

間違いない、患者さんだった……。

いったいなんなんだ?

俺とあの子が恋人?

昨日、初対面だし、二日も同じ夢…わからない…

とりあえず出勤して、彼女の病室へと向かう。

「おはようございます」

ご両親も病室にきていた。

一通り簡単な身体チェック

明日の手術の説明を再度行う

手術が最悪の結果になった時の話もする。

ご両親は悲壮感を漂わせながら話を食い入るように聞いていた。

説明している俺も辛い…

その時、彼女が満面の笑顔で!

「先生なら大丈夫ですよね!」

「えっ?」

「先生も言ってくれてたし♪」

(言ってないけど…)

「うぅん、私は先生に何度も逢ってるんだ♪昨日、先生に直接会った時に確信したんだ!」

(まさか、あの夢?)

「先生に手術をしてもらえるだけで満足だよ♪」

(…?)

「明日は最高の結果になるように最善を尽くします」

彼女は何を言いたかったのか?俺はドキドキしながら病室を後にした。

なんだかテレビのドラマのような展開だけど…

午後からは短時間だが他に手術が入っている、そちらに集中しなければ…。

俺は仕事を終えて、医局のソファーで明日の手術を頭の中で何度もシュミレ-ションしているうちに、いつの間にか眠ってしまった…

「待たせてゴメンね」

「遅いよ!吹雪で遭難しそうだったよ(笑)」………………………………

ピーピーピーピー

!医局の電話が鳴り響いた。

また、手を握り締めるとこで夢は終わった…。

ピーピーピーピー

電話はなりつづける。

誰もいないのか?

「はい、〇〇科です」

「いつまで待たせるの?」

え?この声は夢の彼女?患者さん?

「どちらさまですか?」

「………早くきて……」

プープープー………。

マジか?夢じゃないよな…

とりあえず、病室まで見に行ったが彼女は眠っていた

なんなんだ?

疲れや緊張感で頭が変になってしまったか(汗)

手術は午前中からの予定だったので、俺はシャワーを浴びて、そのまま医局で朝を迎えた……。

つづく。

怖い話投稿:ホラーテラー Joker参上さん  

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