私が小学校のころ、田舎に帰った時に祖父に聞かされた話。本当だったのかは分かりませんが投稿させて頂きます。
祖父は子供の頃、川で遊ぶのが好きで、毎日釣りをしたり泳いで遊んでいた。
その日も祖父は川で釣りをしていた。
いつもは友達と釣りをするのだが、この日はたまたま一人だったそうだ。
しかし今日は何故かなかなか釣れない。
日も暮れてきたので仕方なく家に帰ろうと思っていると、川辺から少し離れた大きな岩の上に何やら人がいる。
しかしそれは「人」ではないものだった。
河童のような得体の知れないものがこっちを見ている。
その目はとても鋭く、同時に言葉では表せない程の異様な空気を感じたそうだ。
祖父はとんでもないものを見てしまったと思い、一目散に逃げた。
ちなみに河童を見たのは1度だけだったという。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話