ドッペルゲンガー

短編1
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ドッペルゲンガー

ある有名女性アーティストが香港でコンサートを行ったときの話。

現場の下見がてら街中を散策していると、ある人物がふと目に留まった。

“あれは…私!?” 最初は鏡だと思ったそうだ。

試しに右手を上げてみるが、相手は微動だにしない。

だがこちらを意識しているのは何となく伝わってくる。

見つめ合うこと数秒。

やがてその姿は雑踏に紛れる様に消え去った。

世の中には自分と瓜二つの人間が一人は存在するというが、自己の分身(クローンは別物)を目の当たりにする事など起こり得るのか? それがドッペルゲンガーなら見た者の死期が近いと言われているが、前述の彼女は今も第一線で活躍している。

ただ、それを目撃したのとほぼ同時期に左耳の難聴を訴え始めたそうだから、分身の出現には何らかのメッセージが込められていたのかも知れない。

怖い話投稿:ホラーテラー sonicさん  

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