犠牲の上に成り立つモノー続き

短編2
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犠牲の上に成り立つモノー続き

続きです。

最近、私は動物達の死期が近くなると、分かるようになりました。

まず、時計などの数字を見た時に44と言う数字を多く見るようになります。

一番酷い時は、一日の内に20回近くの44を見ました。

次に部屋に、僅かですが腐臭が漂うんです。

こうなると、死期はかなり近くなります。腐臭の原因は迎えが来てるという意味らしく、母に頼み払って貰いますが、それでも迎えは来ます。

そして、亡くなる数日前になると、無意識ですが、私が動物から離れようとするしてるみたいです。

先に逝ってしまった動物が、死期が近い動物に私が近付くのを阻止しているらしく理由が二つあるみたいです。

一つは、離れさせて死んでしまった時の悲しさを少しでも楽にするため。

二つ目は、死期が近い動物が背負っている影を私に移さないためだそうです。

そんな感じで、私は沢山の動物達を看取ってきました。

そして、その度に大泣きしました。

一緒に居た時間は短くても、私にとっては家族の一員です。

正直、動物を飼うのを止めた時期もありましたが、それは私には辛い時期でもありました。

現在、犬を一匹、猫を二匹飼っていますが、この子達は強い様子で、たまに影を背負っているのを見ますが、自分で追い払う事が出来るみたいです。

これからも私は動物を飼い続けるとは思いますが、強い子を見つけていきたいです。

ですが、飼うきっかけは全て私の直感なのですが、どうやら過去に飼っていた動物達は輪廻転生をし私の下に戻ってきているみたいです。

支離滅裂な文となってしまいましたが、これが、私の経験です。

他にも不思議な事は幾つかあるので、機会があれば載せますね。

それでは失礼します。

怖い話投稿:ホラーテラー 雪乃さん  

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