短編2
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私はたたかう!!!3

コピペです

続きをどうぞ

クシーに乗り込んだ私は

(あーせいせいした)

としか思っていませんでした。

それ以来半年経ちますが、彼とは一度も会っていません。

なぜあそこまでイライラしていたのか、よくわかりません。説明のしようが無いのです。ただ、殺される!という恐怖だけが、心を支配していました。

事実あの日以来、何度も危ない目に遭っています。命を狙われている!という思いは、次第に確信に変わっていきました。

私は、小学生のころから空手をやっていて、2段の免状を持っています。

高校生の時には、いじめっこの男子5人をひっぱたいて、土下座をさせて謝らせたこともあります。

自他ともに認める正義感の塊だった筈の私・・・

その私が壊れようとしていました。

(あの子は一体何者なのか?)

(あのまま成長したら、どんな大人になるのか?)

少女の影にひたすらおびえ、部屋にこもる日々。

外に出たら殺される!

それが何故かわかっているから、外出できないのです。

そしてついに見たのです。

朝、やつれ果てた自分の顔を何気なく見た時、その顔が私の顔じゃなく、

私を睨みつけた、あの子の顔だったのです。

「てめーいい加減にせーよ!!」

突然、私の中で怒りが爆発しました。

「てめーに負けるかよ!ボケ!カス!」

(殺せるもんなら、殺してみやがれ!)

私は、ずいぶん長いこと、タンスにしまっていた空手着を持ち、外に出ました。

太陽が眩しかった!

そのまま、小さい頃から通っていた、空手道場に向かいました。

今、私は、毎日道場に通いながら、心で叫んでいます。

「どこからでもかかってこいや!!」

以上です!

元々の投稿者と少女に恐怖しました

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
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