短編2
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コタツ

初めての投稿です。

幼い頃(20年程前)の体験なのですが怖いというか…今だに忘れられない体験だったので…

私達家族(父、母、弟、私)は私が小学生になる時まで茨城県某市の市営住宅に住んでいました。

まだ私が4、5才の頃だったと思います。

その時の我が家のコタツっていうのは

ホットカーペットを敷いてそこにコタツ布団掛けた普通のテーブルを置いただけみたいな感じでした。

だからコタツの中は真っ暗なんです。

で、幼い私は何の気無しに真っ暗なコタツに潜って遊んでたんです。

すると…

小さなオレンジと青の小さな光が目の前を通ったんです。

…ん?と思いコタツの中を見渡すと、その光は2つに増えておりゆらゆらと宙に浮かんでいました。

…???

不思議に思いながらその光を見ていると

次に私の目に映ったのは女の人の顔でした。

低い位置で後ろに束ねた髪が乱れた、無表情な女の人の顔が

ジィーっと私を見てるんです。

私は慌ててコタツから出ました。

幼いながら、おかしい!って思ったんです。

再びコタツを覗いた時には何もありませんでした。

両親にその事を話しても笑い飛ばされるだけでした…

その後、何かあったとかっていう後日談はないんですがね。

大人になって、友人に話した時も笑い飛ばされましたけど。

ただ、ホントなんですよ。

コタツを見ると思い出す、今だに忘れられない体験です。

長文ごめんなさい。

お付き合いどうもでした。

怖い話投稿:ホラーテラー 桜さん  

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