短編2
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怖いなぞなぞ

前回、超凄惨を見てくださった方、ありがとうございます。俺の稚拙な表現と駄文に付き合ってもらって感謝です。

今回は短いですが実体験です。

福島県の山道を走っていた時の話、ふいに友人から電話がかかってきた。

イヤホンマイクをつけて電話をとる。

友人…突然だけどなぞなぞです!!

あなたは山道をトラックに乗り、時速60キロで走っています、荷台には林檎、バナナ、キウイが積んであります。

あなたはその山道の最もきつい、通称「魔のカーブ」に差し掛かります。

あなたはカーブで何かを落っことしてしまいました。

あなたが落っことしてしまった物はなんでしょうか?

答えがわかったら電話くれ〜。ブツッ…

なんだべ…、唐突だな…。バナナか?

山道、トラック、魔のカーブ…。考えていると。

俺が今走っている山道で一番きついカーブに差し掛かった。次の瞬間。

「なんで落としたの?」

あー!なるほど!答えがわかったぞ。

友人に電話をする。

俺…答えがわかったぜ!俺が落としたのは「速度」だ。

友人…おお!よくわかったじゃん!でも、なんでこんな早くわかったんだ?

俺…そりゃおまえ、…。

凍りついた、あの声は誰だ? 俺しかいないのに。

なんで落としたの?

俺は魔のカーブに呼ばれたんだろうか…?

あそこで問題の答えを考えこんでなかったら、そう考えると怖い。

なぞなぞの答えは、「速度」なのか、「命」なのか…。

おしまい。わかり難くてすいません。

怖い話投稿:ホラーテラー レゾナさん  

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