前回、超凄惨を見てくださった方、ありがとうございます。俺の稚拙な表現と駄文に付き合ってもらって感謝です。
今回は短いですが実体験です。
福島県の山道を走っていた時の話、ふいに友人から電話がかかってきた。
イヤホンマイクをつけて電話をとる。
友人…突然だけどなぞなぞです!!
あなたは山道をトラックに乗り、時速60キロで走っています、荷台には林檎、バナナ、キウイが積んであります。
あなたはその山道の最もきつい、通称「魔のカーブ」に差し掛かります。
あなたはカーブで何かを落っことしてしまいました。
あなたが落っことしてしまった物はなんでしょうか?
答えがわかったら電話くれ〜。ブツッ…
なんだべ…、唐突だな…。バナナか?
山道、トラック、魔のカーブ…。考えていると。
俺が今走っている山道で一番きついカーブに差し掛かった。次の瞬間。
「なんで落としたの?」
あー!なるほど!答えがわかったぞ。
友人に電話をする。
俺…答えがわかったぜ!俺が落としたのは「速度」だ。
友人…おお!よくわかったじゃん!でも、なんでこんな早くわかったんだ?
俺…そりゃおまえ、…。
凍りついた、あの声は誰だ? 俺しかいないのに。
なんで落としたの?
俺は魔のカーブに呼ばれたんだろうか…?
あそこで問題の答えを考えこんでなかったら、そう考えると怖い。
なぞなぞの答えは、「速度」なのか、「命」なのか…。
おしまい。わかり難くてすいません。
怖い話投稿:ホラーテラー レゾナさん
作者怖話