中編3
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階段と足音

どうも

前回「不思議な風」を投稿させてもらった者です。

今回は俺自信が体験した、今のところたった一度の怖かった体験を投稿したいと思います。

実話なので、またしてもたいして怖く無いかも知れませんが、読んで貰えれば幸いです。

話は小学校低学年の頃までさかのぼります

小さい頃の自分は身体が弱く

病気になりがちで

良く両親に迷惑をかけていました

ある日

小学校が早帰りで

昼過ぎには家に居たのですが

外で虫を取ろうと家を飛び出した時でした

突然

度の強い眼鏡をかけた時のように地面が遠くなり

その場に倒れました

子供ながら

「あっ、風邪かなぁ…」

と思ったのですが

いつもより頭が重い…

感覚としては

頭を押さえられながら無理に身体を起こそうとしている感覚です

いくら起きようにも尻しか上がらない状態

他人からしたら可笑しな光景だったと思います

ソレに気付いた母も笑いながら助けてくれました

しかし俺はそれどころぢゃありません

母に抱き上げられた時には酷い頭痛…

意識は朦朧としていましたし

あとから母に

「あの時は尋常じゃ無かったよ!!

熱は40度出てたし

う〜う〜唸って暴れるし…

そうだ!

普段寝言凄いけど

あの時はもっと凄かったわよ笑」

と言われました

その時の記憶はありませんので

恐らく熱のせいで意識が飛んだんだと思います

その後段々意識も戻ってきたのか

気が付けば2階の部屋のベッドの上でした

窓辺から綺麗なオレンジ色の夕焼け空が覗き

少し暑いくらいだったのを良く覚えています

その時でした

誰かが階段を上ってきたんです

ゆっくり

ゆっくり

始めは

弟が脅かそうとしているな?寝た振りをして逆に脅かしてやろう

と考えていましたが

なんだかおかしい…

その足音はやけに鮮明に聞こえ

それ以外の界隈の音が一切聞こえない

しかも足音が家族の誰とも違うんです

解る方も多いと思います

両親、兄弟それぞれに階段の上る癖があるのか

いつも誰だか解ったのですが

今回は違いました

この足音は聞いた事がない!!

そう思った瞬間に

生まれて始めて金縛りと言うものを体験しました

いくら動こうにも身体は言う事を聞いてくれません

何故か

まずい!!

これはまずい!!

と感じ

頭の中を完全に恐怖で支配され

階段ももう少しで終わりだ!!

もう駄目かも知れない!!

そう思ったとき

「おとぉぉあさぁあーーん!!!!」

今まで吐き出せずにいた恐怖を一気に吐き出したかの様な大きな声で叫んでいました

「どうしたっ!!?」

体調を崩していた事を知っていたのか

物凄い早さで階段をかけ上がってくる音が聞こえました

不審な足音ももう聞こえません

安心したのか

緊張の糸が切れ

身体中から一気に汗が流れ出しました

もうすぐ父が来る

そう思い扉に目をやった瞬間…

バァンッ!!

ドアノブのちゃんと閉まっていた扉が物凄い音を発てて開いたんです

ドアの向こうには誰もいませんでした…

ここでまた意識が飛んだようで

気付くと同じベッドの上…

今度は父と母が横に居ました

怖い夢を見た…

と伝えると

父が

「お前の声を聞いて走って部屋まで行ったら

ドアノブの鍵が変に閉まっててな

まぁ少しヒネったら開いたんで良かったんだが

中を覗いたら

お前が目を見開いた状態でコッチを睨んでたんだよ

それには少しビックリしたな笑」

との事

これ以来おかしな事は、夢は一度見ましたが体験はありません。

自分自身の怖い体験はこれぐらいです。

次は気味の悪い夢の話を投稿したいと思っています。

長々付き合ってくれた方、ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー jack...さん  

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