短編2
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古鏡

これはある人のお話です。

引き寄せられるようにその骨董品屋さんに入っていったAさんは、ある古い鏡を見つけました。

Aさんは何のためらいもなくその鏡を買ってしまいました。

鏡は自宅の居間の壁に立てかけておきました。

体全体が映るその鏡は、とても汚れていて鏡の淵などもかけていました。

それにきずいたAさんは、

「いやなものを買ってしまった」

と思い返却しようとあの店があったところへ行きました。

しかし、その店はなかったのです。

Aさんはあきらめてその鏡を自宅に置くことにしました。

その時代はリサイクルショップなどという店はなかったので、、。

数ヵ月後、その日は悪天候でした。

でもそういう日に限って仕事が山ほどある、、、。

いつもより早く起きて下に行こうとすると、

「ガシャーンッ!!」

という音が聞こえ、あわてて音のしたほうへ行くと洗面所の鏡が割れているのです。

鏡が割れてしまっては寝癖が直せない。

だからと言って寝癖をつけたまましごとにいくのは、、。

仕方なくあの古い鏡を使うことにした。

かぶさっていた布をとり、クシで髪をとかし始める。

指に激痛が走りクシを落とす。

拾い、また鏡に目を向ける。

鏡に映る自分の少し後ろのドアから髪の長い女がこちらを見ていたのです。

とっさにうしろをむくが誰もいない。

鏡に向き直れば女が近ずいているのがわかった。

Aは怖くなり花瓶を投げつけました。

鏡は割れましたがその破片一つ一つにAと女が映りました。

Aが悲鳴を上げた途端、女は消えました。

が、その鏡が恐ろしく感じ、その日に捨ててしまいました。

これで大丈夫だと思いましたがふとテレビの画面に目が移りました。

真っ黒な画面の中の自分の後ろに、、、。

      実を言うとこれは私、時神の体験談です。

そのあとどうしたかはご想像で、、、。

あともう一つ、私、実を言うと13歳です。

この文を読んでておかしいと思うこと、あるかもしれませんね。

それについては、、、

秘密です。

怖い話投稿:ホラーテラー 時神さん  

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