短編2
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中村君の話③

昨夜の続きです。

昨夜は、酔った勢いで投稿しましたので、朝になって読み返して赤面しました。

誤字脱字、変な日本語など恥ずかしくなりました。

すみません!(今夜も、少し酔ってますけど)

では、続きです。

私は、本屋で中村君に近付き「何を、やってるの?弟さんは今、葬儀の準備で忙しいのに帰りなさい!」彼は渋々、店を出て帰りました。

翌日、お母さんの葬儀は10時からだったので、私は早めに葬儀会館に行きました。

会場に、行くと弟さんが私のところに来られて昨夜のお礼を申されました。そして私に「兄を、見ませんでしたか?会館に来てすぐにいなくなりました。

もうすぐ、葬儀が始まるのに・・・」弟さんは、戸惑ってらっしやったので私と手分けして捜すことにしました。

館内、隈なく捜しましたが見付からず、私は会館の外に出て捜すことにしました。

会館の外に出て、周りを見渡しても中村君の姿は見付からず、その時に、ふと私の目に道路を挟んで斜め前のローソンが目にとまりました。

まさか!私はローソンに行くと

中で、中村君が漫画を立ち読みしていました。

私は彼を見つけた時、背中を誰かに殴られたような衝撃が走りました。

(まるで、誰かが入ってきたような)次の瞬間に激しい怒りが込み上げてきました。

それは私には止められない怒りが!私は中村君に歩みより彼を殴りました。

何度も何度も、店員に止められても彼を殴り続けました。

やがて怒りは悲しみに変わり、私は店の外に出て泣きました。 大きな声をあげて泣きました。 何故、怒ったのか?何故、悲しいのか?私にはわかりません。 ただ背中に衝撃を受けた瞬間、何か私の中に入ってきたような気がします。(それは中村君の、お母さんなのか?)私は葬儀の間中、声をあげて泣きました。

何が悲しいのか私にも理解できず、私は私を止められませんでした。

私の中に、お母さんの悲しみ怒りが乗り移り代弁しているようでした。 中村君の、お母さんが死んだのは全て中村君のせいです。 無職のくせに借金をし、母親がその借金を全て返し自分の年金とパートで彼を養ってきました。

その心労がたたったのでしょう。 確かに人は幽霊や未知のものを怖れますが、中村君のような人間を私は、幽霊よりも怖いと思いました。

本当に、長々とくだらない話に付き合って下さりましてありがとうございました。

ありがとう。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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