短編1
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落ちてきたのは・・・

これは3年前、自分が兵庫県は神戸市で一人暮らしをしていた時の体験談です。

その日、いつもより早く仕事が終わり、当時勤めていた事務所から帰宅する最中のこと。

「ドスッッ!!」

通りがかったマンションの方から突然の落下音!

「!!」

ビックリしてマンションの方に目をやると、丁度9階の窓から男の姿が・・・「しょうこぉぉぉぉー!!」

「!?」

ってことは、人が落ちたってことか!?

慌ててマンションの下に走りました。とにかく、状況を確認したら119番

を!と思い近づくと・・・

暗がりで目を凝らすと、やっぱり女の人らしき輪郭と手足が異様な曲がり方をしています。

これは大変や!そう思いもっと近くに寄って声を掛けます。

「大丈夫ですか!?」

反応はない!さすがにあの高さからは・・・

とにかく119番を・・・すると9階のあの男性も駆け寄って来ます。

「しょうこぉぉぉぉ!」

自分も悲痛な思いでチラッと顔を覗き込んだ次の瞬間・・・ゾクッ・・・

自分は踵を返して家路に向かいました。

あれは人間なんかじゃあない・・・あれは・・・あれは・・・あの有名な・・・

南極ちゃんや・・・

無駄な時間を費やした。そんな気分でした。

しかし、暗がりでは気付きませんよね、あんな精密なモノ・・・

南極ちゃんてゆーか、あのおっさんにゾクッてしたわ。

怖い話投稿:ホラーテラー 七色さん  

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