短編2
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肝試し

先月の2月10日のことでした。N県の有名な日蓮という所に男2人、女1人で行きました。

車は途中までしか行けなくて、3人で歩いて行きました。入った瞬間、線香の匂いがしてそこから空気が変わったように気持ち悪い寒さになりました。

石が何個も積み重なった物があちこちにありました。私の友人M君が誤って転んで石を崩してしまいました。私は怖くなってそこから離れて男2人を見守っていました。

1人は怖いけどそこに居るよりずっと安心感がありました。

男2人は懐中電灯を片手にうろうろしていました。私は1人で居るのが怖くなり、男2人の所に行きました。古い井戸がありそこから石を落としたり、奥に洞窟みたいな所に入ってみたりいろいろしていました。

時間も深夜3時になろうとしていて、帰ることになりました。車が見えはじめて来たとき、草むらからカサッカサカサッっていう音が聞こえて来ました。

車までダッシュで走ってるいると私は誰かに足首を握られ転んでしまいました。S君は私が転んだのに気付いたのか戻って私を助けてくれました。

なんとか3人は車に乗り込むことが出来たのですが、エンジンがかからないんです。何回も何回もキーを回しても車のエンジンはかからず、その間もずっとカサッカサカサッっていう音が段々近づいて来て、いきなり草むらから老婆が出てきて、『石直せー!石直せー!』って叫んでた。

私は怖くて泣いちゃってS君はうわぁとか叫んでるし、M君はエンジンかかるように頑張ってるし、

老婆は石!石が!石を直せ!って怒ってるし老婆はこの世の者とは言えない人だし、本当に怖くて石直しに行こう?って私が言っても聞いてくれなくて、どうしたらいいのか分からない。

その時、私達と同じように肝試しに来たっぽい人達が来て、車のエンジンはかかるになってやっとのことで帰れました。

文才なくてすみません。ここまで読んでくださりありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 紅蓮さん  

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