短編2
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おじいさん

初めて投稿します。本当の話ですが怖い話ではないです。最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

私の住んでいる(北海道)近所に、いつもボロボロの服を着た、おじいさんがいました。すれ違うときに『コンニチワ』といえば気持ちよく挨拶をしてくれるおじいさんです。

おじいさんは足が悪いのかO脚?で、凄く歩くのが遅いです。いつも春夏秋冬に関係なく朝早くベンチに座っていたり、夜遅く一人で歩いているのを度々見かけていました。

《ずいぶん散歩が好きなおじいさんなんだなぁ…》程度にしか、そのときは思っていませんでした。

《最近おじいさん見ないなぁ…》なんて思っていたら、仕事の同僚にあのおじいさんが亡くなったと聞かされました。

おじいさんには奥さんと娘さんがいたみたいなんですが、その奥さんと娘さんが、おじいさんに食べ物を与えていなく、家に帰ってくるな!とまで言っていたそうです。

だから冬の寒いときでも、朝早く・夜遅くても外を歩いていたそうです。私は近所のスーパーに働いているんですが、私が勤める前に、食べ物を食べさせて貰えないおじいさんは初め試食などを食べていたみたいなのですが、それでは物足りないのか売り物にも手を出すようになり…

店を出入り禁止になったそうです。

ウチのスーパーに入れなくなってしまったおじいさんは片道5~6キロもある違うスーパーに通っていたらしく、日にちまでは分かりませんが、最近そのスーパーの隣にある某ドラッグストアの男子トイレでしゃがんだ状態のまま亡くなっていたそうです。

死因は餓死だそうです。

私は親しくもないそのおじいさんのトボトボと歩く姿が脳裏に焼きついて離れません。

食べ物を食べれていれば…と、奥さんと娘さんが憎らしくなります。

おじいさんのお葬式にでた人から聞いた話では奥さんが『お父さんごめんね』と泣いていたそうですが、

《いまさら…》と許せない気持ちになるのは私だけでしょうか?

下手な文章ですみません。読んでくれた方ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 2児のママさん  

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