短編2
  • 表示切替
  • 使い方

夢の話なんですが怖かったので投稿します。

私は、母と二人で隣町の駅ビルで買い物をしていました。

商品を見ていると後ろを通ろうとした男性が居たので邪魔かなと思い、

何気なく見ると男性の後ろに真っ赤な長いワンピースを着た髪の長い女が俯いて居るんです。

女は、男性の後ろをついて歩いています。

ただ、歩いているというか地面の上を滑る感じでした。

びっくりしてじっと見ていたらふいに女と目が合ったような感じがしました。

その時「見えたの?」みたいなカセットテープが壊れてた時みたいな声が聞こえました。

そのあとは、普通に商品を見ていたんですが時々視界に赤いものが見えるんです。

女がついてきてると思った私は、家に帰ろうと電車に乗りました。

その電車は、電車と言うより船で海の上を渡っていました。

しかも、人一人ぐらいのスペースしかない通路に皆、窓の方を見て立っているんです。

私は、最後尾の方にいて隣の女性と話をしていました。

「どこから来たんですか?」

こんな感じのことを聞きました。

すると

「っえ‥‥‥キヒヒっ分かんない‥‥ハハっわかんないよ」

と話ながら狂ったように笑い出すんです。

そんな感じで話をしていると突然ドアから黒いもやもやしたものが出てきました。

なんだろうと見ていると、ドアの窓に黒い顔のようなものがへばりついて私を睨んでいます。

そしてドアの隙間から空気のように中に入ってきたんです。

私は、とっさに筆箱(なぜか持っていた)を開きペンを投げつけました。

ギャっと声が聞こえ多少効いてるみたいでしたが黒いものが全て中に入ると、さっき駅ビルで見た女に姿を変え四つん這いで私の元めがけて来ました。

びっくりして腰を抜かしながらさっき話してた女性に助けを呼ぼうと後ろを振り返ると

女性は、可笑しいぐらいにケタケタ笑ってました。

どうしようかと思っていると四つん這いの女が目の前にいて

顔の目の前‥‥‥というか近すぎて真っ暗でただ、目と口だけ分かる状態でした。

そこで私は、起きました。

逃げきれない恐怖感が起きた後もずっとありました。

それに、起きた時に目を開けたら目の前にまだ女の顔がドアップに合った気がします。

余談ですか、兄も少し前にまったく同じ格好の女に追いかけられる夢を毎回見たらしいです。

その後、家でもその女を見かけたみたいです。

これで夢の話は、終わりです

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ