斎場が見える、かなり古いアパートで一人暮らしをしていた時のこと。
ふとんで寝ていたら、口の中に髪の毛が入った感触で目が覚めた。何気なく髪の毛を引っ張りだし、寝返りをうちながらポイと捨てた。
と…目の前の畳の上に、ソフトボールくらいの黒い塊がフルフルしながら佇んでいた…。
寝返りをうったままの態勢で凝視していると、サササア~とカーテンを登りそのままカーテン裏に消えた…。
「ヒョー!」
わたくし、固まること10秒…。
速攻、部屋の電気をつけてカーテンを開けたが、何もなし。
絶対夢じゃない確信と、アレは入ろうとしたのか?出てきたのか?という疑問で かなり怖かった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話