短編2
  • 表示切替
  • 使い方

遠い記憶

これは僕が10代の時に体験した話です。

毎日忙しく勉強や部活などをしていた頃

学校を終え家に帰る途中

何かよくわからない動物が死んでいました

多分車にひかれてしまったんでしょう

「可哀想に」と思いよくそれを見てみたら それは子供のタヌキでした

「タヌキなんか始めてみた。でも何でこんな所で?」

別に田舎でもない所(都会でもない)なのに変だなと思ったがそれでもとても可哀想だったのでその場で手をあわせてその場を去りました

それからしばらくして家につくと何故か急な眠気に襲われ居間のソファーに座りながら眠ってしまいました

それから何分経ったかわかりませんが急に体が痺れて目を覚ましました。

「えっ?体が動かない‥」

しっかりとまわりを見渡すと僕の体が赤い気体のようなものに囲まれているのがわかったのです

それには驚いたんですがその時は

「金縛り?早く逃げなきゃ」

と思い体に力を入れ

少し時間が経つと気体のようなものは消え体に自由が戻りました。

僕は「多分つかれているんだ」そう思ったのでベッドで眠る事にしました。

そしてベッドの中で

「さっきのは何だったんだろう?まさかあのタヌキ?そんなわけないか(笑)」

などと考えてるといつの間にかまた眠ってしまいました。

しかし また体が痺れ目を覚ました

だけど何か変だ 「何かが違う」

僕の前に僕が居たのだ

目を開けたまま苦しそうにしている

「‥意味が分からない」

手を延ばしても手は届かなかった

その時に「早く自分の体に戻らないと」と思った

しかし何処からかわからないが僕を呼んでる気がした

でもそちらへ行くともう戻れないような気がした

だから僕は一生懸命 自分の体に戻ろうとした

次の瞬間僕は天井を見ていた

「戻れたんだ。よかった‥」

いまだに理由も意味も分からない

でも本当にあった

あれは忘れることの出来ない 遠く幼い頃の記憶

怖い話投稿:ホラーテラー You.Y.さん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
10900
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ