短編1
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北海道の実話らしい

もう20年以上も前に北海道ローカルの番組で紹介していた怖い話。実話らしく、あまりに怖かったので今でも覚えてます。その話を紹介します。

一家で農業を営む、どこにでもあるような家族。

その家には10歳になる長男と、生後2か月になる妹がいた。

秋も深まり、農作業の忙しい季節。産後の肥立ちを過ぎた母親を含め、両親と祖父母は総出で畑作業にあたっていた。

長男には母親に替わって赤ちゃんのお世話を頼んだ。

大人たち4人で畑に出てしばらくすると、長男が家のそばで何か叫んでいる。

よく聞くと「リンゴ食べていい?」と聞いていた。

そこで母親は「仏壇の前にあるから食べていいよ」と答えた。

日も暮れ、この日の作業を終えた大人たちは、家の中で凄惨な光景を目の当たりにする。

仏壇の前に寝かせていた赤ちゃんが血まみれになり、畳にも血が飛び散っている。

母親は血相をかいて走り寄り、赤ちゃんを抱きかかえた。

すると、首が皮一枚でつながっていて、今にも取れそうになっている。

よく見ると、首だけでなく、腕や足などほとんど食いちぎられていた。

気づくと長男が部屋の角に笑みを浮かべて立っている。

口のまわりには真っ赤な血のあとが…

そして言った。「だって食べていいって言ったじゃない。リン子食べていいって…」

妹の名前は「リン子」だった。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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