短編2
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私の話を聞いて下さい

いつもと変わらない朝、いつものように駅には見慣れた親友の里美がいた。里美は私に近づくなり「ねえちょっとこれ見てよ」と携帯を差し出してきた。

観ると画面いっぱいに「私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい」と長文メールが届いている

私「何このメール?」

里美「わかんないけど、いきなりこのメールが何通も来るんだよね。だから私メール送ってみたの」

私「何て?」

里美「話聞いてあげるからこんなにメール送ってこないで下さいって」

私「返事は?」

里美「そしたらね、私はずっといじめられてお友達がいないの。お友達になってくれる?って」

私「で?」

里美「うんまだ返事してないけど、お友達になってあげようと思って!人助けでもしてあげようかなあ~って♪」

その時私は嫌な予感がした。やめたほうがいい直感的にそう感じた。でも何故かとめることができずにいた。やめてと言えなかった。

次の日里美は学校を休んだ。心配になって連絡してみたが繋がらない。

次の日学校に行くと先生から悲しいお知らせをきいた。里美が昨日、線路に転落して電車に衝突して亡くなったとのことだった

私は里美の家に行った。里美の母は目を真っ赤にしてこう話てくれた「警察はただの事故と言うけど私にはどうしてもそう思えない。だって何でいつも行かない〇○駅にいたの?学校に行くと言って出掛けて行ったのに○〇駅でおりるなんておかしいわよ。学校とは反対方面なのに…」と

そして私は里美の携帯を見せてもらった。メールの履歴を見てみると

「いいよ。友達になってあげる」

「本当ですか?嬉しいです。では〇○駅で明日会ってほしいです。私の話を聞いて下さい。貴方が来るのを待っています。絶対に来てください」

と言うやり取りの形跡があって私は怖くなった。里美は事故じゃなくこの子に連れていかれてんじゃないかと…

そして止めなかった事をひどく後悔して途方に暮れていた。そんな時私の携帯にメールがきた。知らないアドレスだった。

開くと画面いっぱいに

「私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい私の話を聞いて下さい」と書かれていた

私はそれから携帯をすぐに解約した。あれから2年たち私は大学生になった今でも携帯は持っていない。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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