中編3
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墓池

しょうもない話なんですが

よかったら見てください。

僕が15の時

尾崎豊の15の夜に影響され原チャリで友達とうろついてた。

その頃はまさしく誰が喧嘩した、誰が捕まった、今思えば馬鹿な話ですがそれが格好よく思われてたんです。

誰が一番根性あるかと言う話になり根性焼きなどもあったんですが最終的には肝試しになったんですね。

そこで僕は友達と原チャリで墓池というところに行ったんです。

街中から少し離れたそこは真っ暗で池に墓が沈めてあるらしく墓もずらぁぁっと立ち並んでいました。

池があり左右に細い道が別れていましてその道に沿って墓が並んでいる。

昼に見れば普通の広いしっかり管理された場所なのかもしれませんが丑三つ時のそこはかなり異様な空気を漂わせていた。

見えない者に恐怖を感じなかったし暗い墓場を走るだけで周りに認められるのなら安いもんだと墓場に原チャリで突入した。

僕が先頭を走りその後ろにA、Bが追ってついてきている形になった。

バイクのライトは結構明るいんですが一点だけを照らしているため墓の後ろの影は真っ暗で白と黒のモノクロの世界を走っているみたいだった。

ふと左の奥の方に人影が見えた。

一旦止まり凝視すると髪の長い女が墓参りをしている。

そりゃまぁ墓に墓参りしているのは普通なんだが…

時間は午前2時過ぎ。

背筋に悪寒がはしった。

本能でコイツはヤバイって思った。

B、Cも「え?え?」

と言いたい事がまとまらないようだった。

女と僕らは7、8mくらいの距離にいた。

本の数秒にも満たない時間だったがすごく長く感じた。

ユラ…っと女が動いたように見えた。

ヤバッッ!!

と思い僕はバイクを発進させた。

続いてBも

そしてCも続こうとしたが、ぎゃぁ!とCの声がした。

振り返ったがなんとかCはついてきていた。

が…その後ろに髪を振り回しながらダッシュしてくる女が見えた。

あの細い道を50キロ以上のスピードで走れたのは我ながらよくやったと思う。

なんとか墓を抜け近くのコンビニについた。

Cはもう半泣きのガクブル状態でBに何があったか聞いた。

B「お前が発進してすぐ俺も出たんやけど、もうその女こっちに向かってダッシュやってCが出るくらいには真横ぐらいやってん…。」

俺「あんな時間に墓参りする女ヤバすぎやろ…」

なんとかCも落ち着きを取り戻し何があったか聞いてみた。

C「お前らが出てすぐ発進したんやけど…なんかいきなり背中にハリテくらった。めっちゃ痛かったわ…顔を髪の毛で見えんかったけどハァハァ言ってんの聞こえた。」

背中を見せてもらうと左のかたの下あたりにくっきりと手形が残っていた。

ひとつ分かったのはアレは霊ではなく人だという事。

後日この話を自慢げに話すと墓池に肝試しに行くやつは後をたたず、女を見たやつはチラホラいた。

やはり丑三つ時にいるようだった。

僕もその後何度か行ったがそれ以降は見なかった。

たいしたオチもなく申し訳ないです。

誤字脱字、文章力のなさは前の作品から申し訳なく思ってます。

次は藁人形の話でも書きたいと思ってます。

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー To 011さん  

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