短編1
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海で

二十歳の頃、沖縄の島での不思議な出来事。

学生だったおれは沖縄に住んでいて、夜釣りに行っては七輪で何かしら焼きつつ酒を飲んで寝込むのが好きだった。

その日も、夜釣りのため友達と二人で車で渡れる島に渡って、砂浜にいつも通り七輪に火を入れて雑魚など焼いて飲み始めた。

離島は魚影が濃いのだ。

新月で波が無い日だった。

2、3時頃だったと思う。

友達は、眠くなって先に車で寝ていたが、おれはまだ海を見ながら七輪の前でチビチビ泡盛を飲んでいた。

すると砂を踏んでこちらに近付く足音が。

友人が起きてきたかと気にせずにいた。だって周辺に民家は無いし、人が来るような場所じゃない。

足音がすぐ後ろまで来たので振り替えると真っ暗い雑木林だけで誰も居ない。

得体の知らない何かが確実にそこに居る!

怖くなって車に駆け戻った。

車に乗って酒のせいにして眠り、夜が明けて荷物を取りに戻った。

すぐに妙な事に気付いた。七輪の回りをぐるぐると何度も何度も歩き回った足跡が残っていたのだ。

ちなみに友達はまだ寝ていた。

実はその島は悲しい歴史があって、昔沢山の人が……と続きを書くと特定出来てしまうので書かない。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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