短編2
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噂の真相?

まだ十代だった頃のお話。

バイクの免許を取ってから初めての遠出をした。隣の県まで日帰りで温泉に行った。旨い料理を食べ、温泉に浸かり、最高の一時を満喫した。

そして、辺りが少しずつ暗くなってきた頃、私は帰路についた。片側一車線の広くも狭くもない山道を走行中、転んでしまった。スピードはたいして出していなかったので、おでこと左肘を擦りむいたのと、軽い打撲程度ですんだ。

バイクはフロントフォークが曲がってしまい、自走は無理そうだったので、携帯で業者に電話をすることに。しかし携帯が無いのに気付いた。おそらく転んだ時に落としたのだろう。

辺りはもう既に暗く、探すよりは通りがかった人に借していただくことにした。

幸い車通りは10分に一台位はあるようなので、轢かれないように路肩で待っていた。

すると、早速一台の車が通りかかったので、手を挙げ止まってくれるようにアピールした。が、止まらずに行ってしまった。その後も3台にスルーされてしまい、ちょいとへこんだ。

まあ夜なので見にくいのかなと思い、次に来た車には思い切り両手を振ってアピールした。やっと止まってもらえ、運転手の方に事情を説明したところ、ご親切にも最寄りの駅まで送っていただいた。

一ヶ月後、助けていただいた方にお礼の菓子折りを届けに行った時、少し世間話をした。その時聞いた話がある意味、衝撃的だった。

一ヶ月前に私が事故を起こした道で、バイクの死亡事故があったらしい。

それ以来、その場所で若い男性の幽霊がでるらしい。

その幽霊は頭から血を流しながら、まるで誘うように手を振っているらしい。

助けてくださった方からの一言、

たぶんあの時の君のことだよね、、

いやいやいやいや、私生きてますし、、、

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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