短編2
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隙間

私はあるアパートの大家です

実はこのアパートはいわくつきの部屋が

あってある日そこにすんでいる

男に家賃の取り立てにいきました

ドンドン!!

テレビの音が聞こえるのだが返事がない

ドンドンドンドン!!

また返事がない

居留守だと思い私はドアノブを廻してみた

鍵はかかっていなかった

ドアを開けると台所になっていて

見回してみると一つ気付いた事がある

テレビが床に置かれていた

電源はついている

映像というよりも

白黒でノイズの音しか聞こえて来ない

でもそんな事は気にせず

奥の部屋に入った

そのへやに入った瞬間

ゾっとした

部屋の家具と壁の隙間

窓とカーテンの隙間

すべてガムテープで塞がれていた

変だなとおもい変だを見渡した目に止まったのは

勉強机

勉強机引き出しを開けると

大量のガムテープとかみ切れが一つあった

かみ切れの内容は

「やばい

隙間から

奴らがくる」

っと書いてあった

かみ切れを読み終えた瞬間

テレビの電源が切れた

そして寒気がして

私はここから出ようとしたが

開かない・・・

どんかい回しても開かない

私は後ろを振り返った

そこには冷蔵庫があった

かみ切れの言葉が

頭をよぎった

隙間・・・・

その時冷蔵庫の隙間からから

蒼白の手がでてきた

私は後ずさりドアに背中があたった

ドアをみるとドアの隙間から

蒼白の手がこちらに延びて来ている

私は奥の部屋に逃げた

そして部屋をみるとたくさんの蒼白の手が

部屋中のガムテープを

突き破ろうとしている

私は机の中にガムテープが

あることに気付きまず

入って来たドアの隙間を塞いでから

畳 壁 カーテン 家具

の隙間を全て塞いだ

しかし机の中にはまだ

ガムテープがはいっていたために隙間を

塞がなかった

安心して床に座り込んだ

これでしばらくは

大丈夫と・・・

誤算だった・・・

机の引き出しが

ガタガタ言っている

少しずつ引き出しは

開いてきたので

急いで閉めてガムテープを貼ろうとした瞬間

蒼白の手が私を掴んだ

その瞬間部屋中のガムテープ

から蒼白の手が突き破って来た

手が体中を掴み

引き出しの中の闇に

引きずりこもうとしている

抵抗は出来なかった

私は叫んだ

「やめろ 俺をどこに連れていくきだ!!」

そう叫んだら耳元で声が

した

「ワタシタチ

トイッショ

  ニナロウヨ」

聞こえた瞬間引き出し

に引きずりこまれて

しまい 意識もとんだ

そして目が覚めた時には

私は昏い昏い闇のなかに

立っていた

急に光が差し込んだ

私は手を伸ばしながら

光が差し込んで場所に走っていった

私は絶望した

その光をよくみると

私と同じめにあってる人とが

光の先にいたのだから・・・・・

By Yuli

怖い話投稿:ホラーテラー Yuliさん  

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